2023年の大河ドラマ館は3ヶ所で開催。それぞれの展示、雰囲気、グッズが気になる!
こんにちは。神奈川県在住の2児(長男3歳・次男1歳)のママです。
最近、NHK大河ドラマ「どうする家康」の大河ドラマ館に行ってきました。
今年の大河ドラマ館は、東海地方の3ヶ所にオープン!(静岡県静岡市・浜松市、愛知県岡崎市)
3ヶ所!!!!!
徳川家康、各地で愛され過ぎです。
凝り性な私は、「どうせなら3館ぜんぶ見て比較したい!!」と思い、
幼児2人連れで、3ヶ所一気に巡礼してきました。
土日2日間で、新幹線とレンタカーを駆使して回りました。
この記事では、静岡・浜松・岡崎それぞれの展示の感想、オリジナルグッズ・お土産などをご紹介します。
主演の松本潤さん監修のオシャレなグッズもあったよ!
※この記事は2023年2月時点の情報です。
※記載した価格はすべて税込です。
NHKプラスでは放送回しか見れないけどU-NEXTなら過去分も見れる!
会場比較:家康ブルーの静岡、松潤パープルの浜松・岡崎
「どうする家康」大河ドラマ館の所在地と入場料は以下のとおりです。
静岡・・・静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102(静岡浅間神社内)。大人:400円 / 小人(小中高生):200円
浜松・・・静岡県浜松市中区元城町102-1(浜松城東)。大人:800円 / 小人(小中学生):400円
岡崎・・・愛知県岡崎市康生町561-1(岡崎城岡崎公園内)。大人:800円 / 小人(小中学生):400円
※浜松はプレオープン期間中(2月末日まで)半額。
静岡会場
静岡会場は、家康ゆかりの静岡浅間神社境内にある「静岡市文化財資料館」の建物。
会場規模はほかの2館に比べるとやや控えめでした。その分、入場料もお安いです。
神社の中なので、ガヤガヤしておらず、静かに落ち着いて見学できる雰囲気。
ドラマにおける家康のテーマカラーが「水色」であることにちなみ、静岡会場は家康ブルーを基調にした装飾でした。
(今川家のイメージカラーが紺色なので、その辺も意識しての青系多用かと思われます。)
大河ドラマ館のおみやげやグッズは、すぐそばの「家康公初恋の地しずおかギフトショップ」で販売。
小さめなショップですが、人が少なくてゆっくり選べました。
浜松会場
浜松会場は、浜松市役所や浜松城天守閣のすぐそば。小学校跡地に整備された「浜松出世パーク」内にあります。
大河ドラマ館の建物は新築ピカピカ!
1年間の仮設建築物だそうです。
大河ドラマ館の他に、広々としたショップ棟「出世の街 家康SHOP」もあります。フードトラックも営業していました。
私たちが今回訪れた時期は、まだプレオープン期間中の2月。
大河ドラマ本編に浜松はまだ全く登場していないのに、すでにお祭り会場のようなにぎわいでした。
浜松会場のグランドオープンは、2023年3月18日の予定。今後ますます盛り上がっていきそうです!
岡崎会場
岡崎会場は、岡崎城天守閣のすぐそば。岡崎公園内「三河武士のやかた 家康館」の建物を活用。
あくまで個人の感想ですが、私たちが行った2月時点では、3館の中で岡崎の熱気が一番すごかった!
どこがすごいかと言うと、大人だけじゃなく、小学生がたくさん来ているのです。
年齢問わず、みんなで家康愛で盛り上がれるなんて、素敵だと思いました。
大河ドラマ館のグッズやお土産は、大河ドラマ館のお向かいの「観光案内所・観光みやげ店」で販売しています。
私たちが訪れたのは日曜日の午後。ショップはお客さんが多過ぎて、レジの数が足りていない印象でした。
静岡会場が、水色の「家康ブルー」を基調にコーディネートされていたのに対し、
浜松と岡崎では、主演の松本潤さんのイメージカラーの紫が多用されていました。
看板とかポスターとか花とか、そこらじゅうがパープル!
大河ドラマファンだけでなく、松潤ファンも楽しませに来てます。いい意味であざとい。
展示比較:それぞれの土地にちなんだ展示が楽しい!
大河ドラマ館の展示内容は、各会場ごとに大きく異なります。
静岡会場〜家康公が愛したまち
静岡(駿府)は、家康が人生の三分の一を過ごした、お気に入りの土地。
静岡会場の展示は、家康の生涯や今川家の歴史に触れる展示が中心です。
市内の家康ゆかりの場所の紹介や、今川氏にまつわる展示が興味深かったです。
実際にドラマの撮影で使われた、今川義元の衣装や、瀬名(築山殿)と家康の婚礼衣装もありました!
いちばんインパクトがすごかったのは、プロローグのウェルカムVTR。
でっかい松潤が出迎えてくれるVTRの後に、巨大家康像が登場する演出がすごく良かったです。3回も観てしまいました。
この他にも、1階から2階へ昇るスロープの壁に映し出される映像など、静岡会場は映像を効果的に使った展示が印象的でした。
浜松会場(プレオープン期間)〜天下統一への足がかりとなった出世の街
浜松は家康にとって、天下統一への足がかりとなった場所と言われています。
家康は、青壮年期の29歳から45歳まで浜松で過ごしました。
2月時点の浜松会場は、プレオープン期間だったため、
展示内容は「歴代大河ドラマで描かれた徳川家康」がメインでした。
過去の大河ドラマで使われた家康の着物や甲冑が展示されていました。
「青天を衝け」で北大路欣也さんが着た「こんばんは、徳川家康です」の衣装や、「おんな城主 直虎」で阿部サダヲさんが着た甲冑(今回の大河で松潤が着ているのと同じ金ぴかカブト)などなど。
私にとって、歴代大河ドラマの家康といえば、子供の頃にリアルタイムで観ていた「葵 徳川三代」の津川雅彦さんのイメージが強いのですが、当時のオープニング映像が大画面で見られたのが嬉しかったです。懐かしい!
浜松で「特に良い!」と思ったのは、大河ドラマ館の出口にある、大きな大きな松潤の写真の位置。
他の会場でも、大きな松潤フォトが展示されていましたが、
混雑しやすい入口付近なので、写真が撮りにくかったのです。
浜松会場は巨大松潤が出口付近に設置されているので、比較的人通りが少なく、記念撮影しやすい環境。
とことん松潤ファンに優しい浜松!!
岡崎会場〜家康公生誕の地
岡崎は家康が生まれた土地。
家康は、誕生から6歳までと、19歳から29歳までを岡崎で過ごしました。
岡崎会場の展示は、大河ドラマの世界観にちなんだ展示に加え、
家康や三河武士に関する博物館的な資料も見学できるハイブリッド形態。
わざわざ近隣の博物館へ足を運ばなくても、大河ドラマで描かれた時代に関する資料を見学できるのはありがたい。
小学生がたくさん見に来ているのも納得です。
こういうのが、地域の歴史に興味を持つきっかけになるので、とても良いと思う!
岡崎会場で印象的だったのは「デジタル等身大パネル」。
大河ドラマ館といえば、等身大写真パネルとの記念撮影がお約束ですが、
岡崎会場には、普通の等身大パネルだけでなく、デジタル版の等身大パネルがあるのです。
パネルに映る人物が次々と変わり、バリエーション豊富で楽しい!!
ドラマでお馴染みの三河武士の皆さんとの記念撮影を楽しめました。
大河ドラマ館で買えるオリジナルグッズやおみやげ
3ヶ所共通で販売されていたお土産・オリジナルグッズの中でもっとも目立っていたのが「松本潤さん監修の手ぬぐい、ポチ袋、Tシャツ」。
いずれも今回の大河の家康のイメージカラーである水色を基調にした、オシャレな和風アイテムでした。
手ぬぐい(1,500円)は、全2種類を迷わず購入!!
水色&ゴールドの組み合わせがカワイイです。
ポチ袋(1,000円)も水色とゴールドの千代紙風のデザイン。
6枚入りなので、1枚あたり166円。ここぞと言うときにしか使えない値段です・・・
Tシャツは「家康ドーン」なデザインで、すごく欲しかったけれど、おそらく着る機会が無いので、購入には至りませんでした・・・
松潤監修グッズではありませんが、浜松会場で売られていた「紫色のマスク」もなかなか良かったです。
自動車フィルターメーカーROKIが独自開発した国産不織布マスク。さりげな〜く、公式ロゴが入ってます。
他には、タイトルロゴを使用した缶マグネット3個セット(990円)や根付け(880円)、クリアファイル(290円)を買ってみました。
金ぴかカブトの根付けは、うちの長男(3歳)のリクエスト。(最近キーホルダーや根付けを自分のリュックサックに付けるのにハマっているようです)
お菓子など、食べ物系のみやげ物(公式ロゴ入り)は、静岡会場がもっとも充実している印象でした。
そもそも、静岡も浜松も岡崎も、「どうする家康」放送以前から存在していたであろう、家康関連の多種多様な土産物が販売されていて、
大河ドラマ公式ロゴ入り商品にこだわらなければ、おみやげの選択肢は無限大でした。
選び切れない!
迷った時のために、定番お菓子とのコラボで「どうするうなぎパイ」とか、「どうするこっこ」とか「どうする海老せんべい ゆかり」とか、発売してほしいです・・・
子連れ対応比較
今回は、1歳児と3歳児を連れての訪問だったので、各会場の子連れ向けのサービスや設備を詳しくチェックしてきました!
ベビーカーで行く人必見!
静岡会場
・ベビーカー館内持ち込み不可(大河ドラマ館入口で預かり)。
・ペラっとめくって楽しめるクイズが館内各所にあり、小さな子供も楽しめた。
・会場至近距離にコインパーキング多数あり。
浜松会場
・ベビーカー利用可能。館内は完全にフラットで、楽々見学できる。
・大河ドラマ館入口横に授乳室あり。
・フードトラックでおやつや軽食が買える。
・会場裏手に遊具で遊べる公園スペースあり。
岡崎会場
・ベビーカー利用可能。館内は階段ありだが、スタッフさんがエレベーターへ誘導してくれる。
・館内(有料エリア内)にオムツ交換台が備えられた多目的トイレあり。
・「岡崎公園乗用駐車場」利用可能。(土日は満車注意!)
・アニメ映像、子供向けの漫画パンフレットあり。
おわりに
最後に、完全に自己満足ですが、「今回のわが家の旅程」をご紹介します。
①金曜の夜、神奈川県内の自宅を出発。
②東海道新幹線で静岡県静岡市へ。静岡駅前の「ホテルグランヒルズ静岡」に1泊。
③土曜の朝、静岡駅前でトヨタレンタカーを借りる。レンタカーで、静岡市と浜松市の大河ドラマ館へ。
④土曜の夜、愛知県蒲郡市の「蒲郡クラシックホテル」(岡崎大河ドラマ館から約22km)に1泊。
⑤日曜の昼、愛知県岡崎市の大河ドラマ館見学。
⑥静岡県浜松市まで戻り、駅前でレンタカーを返却。浜松駅から東海道新幹線で帰路に着く。
※トヨタレンタカーは、県をまたがなければ乗り捨て手数料無料。つまり、熱海で借りて、170km離れた浜松で返しても乗り捨て無料。便利!
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