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ウッドデッキ風のパネルをマンションのベランダに敷いて後悔した話〜DIY失敗談

オシャレで手軽なウッドデッキ風タイル、設置前に知っておきたいデメリットを解説します

ホームセンターなどでもよく見かけるウッドデッキ風タイル(ウッドパネル)。設置に特別な道具や技術が要らず、誰でも簡単にベランダをオシャレに改造できる夢のようなアイテムです。私も、「リゾートホテルのバルコニーみたいに、マンションのベランダをくつろぎスペースにすることが出来ればイイなぁ」という憧れから、人工木のウッドデッキタイル(ウッドパネル)に手を伸ばしてみた一人です。タイルはネットで購入し、合計で26,000円。パネル1枚(30センチ四方)あたり400円くらいです。設置後は椅子やテーブルを置いてコーヒーを飲んだり本を読んだり・・・と夢を描いていました。

<img src="wood deck diy.jpg" alt=“ウッドデッキ"/>

こんな完成図を思い描いていた・・・

しかし、タイルを敷いてからたったの3ヶ月で、大後悔してタイルを撤去する事態に。いちおう、設置前に「風でタイルが飛ばされないか」とか「高温や日焼けでタイルが劣化しないか」といった懸念事項については真剣に検討をしたのですが、実際に設置してみると「その発想は無かった」と言いたくなるような問題があれこれ発生。私がウッドパネルを早々に撤去した主な理由は次の3点です。

  1. タイルの表面がすっごく汚れる
  2. タイルの下に葉っぱや虫の死骸などのゴミが溜まる
  3. タイルを剥がすとベランダの床が変色していた

簡単に設置できてお値段も手頃なものが多く、手を出しやすいアイテムではありますが、これから設置することを検討中の方は、「こういうデメリットもあるんだな」と参考までにご一読いただければと思います。

1.タイルの表面がすっごく汚れる

我が家のベランダに設置したタイルが白っぽい色合いだったから余計に汚れが目立ってしまったのかもしれません。それでも3ヶ月でこの汚れっぷりは許容範囲を越えています。マンションのベランダなので屋根があり、雨にガンガン濡れる環境ではないですし、うちのベランダには当時植木鉢は1個しかなく、しかもこの写真のタイルは植木鉢からかなり離して設置していたにもかかわらず、このシミっぷり。我が家は、付近に大きな交差点があり、自動車の排ガス由来と思われる黒いススが換気口のフィルターなどに付着するので、このススが原因かもしれません。

<img src="wood deck diy.jpg" alt=“ウッドデッキ"/>

表面にシミがついてしまったタイル。

デッキブラシでゴシゴシ水洗いすると、多少シミは目立たなくはなるのですが、2週間くらい放置するとまた汚れる。もはやお風呂のピンクぬめりみたいな存在です。頻繁にベランダ掃除をするほど時間の余裕もなく、我が家ではこの白いタイルを常時キレイに保つことはできませんでした。それと、私は窓掃除が好きなのですが、窓ガラスをスクイージー(T字型の水切りワイパー)で掃除すると、スクイージーで落とした汚れがベランダのタイルの上に流れ、これまたシミの原因になっちゃいます。汚れた水がタイルに流れ落ちないよう、窓から出た汚水を雑巾で吸い取りながら掃除していましたが、効率悪すぎて諦めました。

2.タイルの下に葉っぱや虫の死骸などのゴミが溜まる!

タイルの溝や、タイルを敷き詰められなかった隙間から、髪の毛やどこからともなく飛んできた葉っぱ、虫の死骸などがタイルの下に入り込んでしまい、タイルを剥がすとゴミだらけになっていました。しょっちゅう剥がして掃除できればいいのですが、まずタイルをはがす前に、上に乗っている荷物(ベランダ用のイスや物干しや植木鉢)を片付けるのがちょっと面倒です。そして1枚あたり1kg以上あるタイルを何十枚も剥がすのはかなり重労働。タイルが風で飛ばされないよう、重厚感あるつくりになっていることがここではアダとなりました。

タイルをぴったりと隙間なく敷き詰めれば、ゴミの侵入をある程度は防げるかもしれませんが、ノコギリなどを使ってタイルを自力でカットしなければならず、結構骨が折れます(私が使用したタイルは樹脂製ですが、木製ならもっとカットしやすいかもしれません)。その上、ぴったりサイズにタイルをカットしたところで、それをベランダ全体にぴったりキレイに敷きつめるのがまた難しい。こっちを合わせたらあっちが浮いて、の繰り返しです。タイルの樹脂が熱で収縮することも考えられますし、素人のDIYでうまいこと隙間なく敷きつめるのは困難です。掃除するたびに、またぴったり敷き直さないといけないですしね。

3.タイルを剥がすとベランダの床が変色していた!

これが一番ショックでした。 タイルを敷いたことで、ベランダの床が濃いめのグレーから赤っぽい色に変色してしまったのです。変色は磨いても磨いても取れませんでした。ベランダ掃除の定番として知られている重曹も試してみましたがほとんど変わらず。この写真は、掃除した直後の床が濡れている状態で撮ったものです。乾くと、若干目立たなくなりましたが、それでも明らかに赤い。ショック!

<img src="wood deck diy.jpg" alt=“ウッドデッキ"/>

タイルを剥がした床。赤っぽく変色してしまった。

何が直接の原因だったのかはっきり分かりませんが、うちのタイルは樹脂製なので樹脂の何らかの成分がしみ出したのかもしれません。また、化学の知識が無いのであくまで推測ですが、タイルの裏側のジョイント用パーツはポリエチレン製ですが、ポリエチレンの透明な袋やクリアファイル(クリアホルダー)って、古くなると変色(黄色〜赤茶っぽくなる)するので、それと関連があるのかも。タイルとベランダの床の素材との相性もありそうです。ちなみに、IKEA(イケア)で販売されている屋外用の木製フロアデッキ(RUNNEN ルッネン)の紹介ページには、木材に含まれるタンニン酸がしみ出すことでタイルの下の床が変色することがあると書かれていました。(注:我が家に設置したタイルはIKEAのものではありません)

まとめ:ウッドデッキ風パネルをきれいな状態で保つには、毎週欠かさずベランダを掃除するべし

マンションのベランダに敷いたウッドデッキ(ウッドパネル)を清潔・快適に保つためには、ほぼ毎週のペースで、タイルを1枚1枚キレイに磨き上げ、さらにそれらをひっぺがし、床に溜まったゴミを取り除く必要がありそうです。私なら、そんなにベランダ掃除に時間をかけるくらいなら、もっと家の中をキレイに掃除したいものです。しかし、どんなにマメに掃除したところで、床の変色は避けがたいですから、ウッドパネルをマンションのベランダに敷くことができる人は「超キレイ好きだけど、床の変色は許容できる人」ということになります。矛盾!もちろん、我が家のように交通量が多い場所ではなく、もっと空気がキレイなところにお住まいだったり、汚れが目立ちにくい色のタイルだったり、ベランダの床があまり高温にならない環境だったりすると、この限りでは無いと思います。ウッドデッキが商品としてダメなのではなく、我が家には合わなかったというだけなので。

そういうわけで、約26,000円かけて購入したウッドデッキ風タイルは、たった3ヶ月で撤去に至りました。敷いた当初はすっごく素敵で大満足ではあっただけに残念です。ちなみにうちの地域では処分の際は燃えないゴミでしたが、タイルがとても重いので、数枚まとめて緩衝材で包んだものを自治体の指定ごみ袋に入れ、その状態で袋を持ち上げると、タイルの重みでごみ袋がビリッビリに破れるんですよね。破れないよう大事に抱きかかえてゴミ捨て場まで何度も往復しました。捨てるのもひと苦労です。とりあえず、憧れのおしゃれなベランダライフは諦めて、たまに海辺のオシャレなカフェに行き、そこでテラス席を楽しもうと思います。

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