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日光金谷ホテル子連れ・赤ちゃん連れ宿泊記〜2歳・0歳児と泊まってみた

ホテルの特徴:日光東照宮に歩いて行けるクラシックホテル

日光金谷ホテルは明治6年(1873年)開業の老舗ホテル。

2023年に創業150周年を迎えます。

栃木県で最初に電話に加入したので、電話番号下4桁は0001。シビれるね。

現在は、東武鉄道の傘下になっています。同じ日光市内の「中禅寺金谷ホテル」も同系列です。

(「鬼怒川金谷ホテル」は創業者の孫の代で独立した別会社)

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日光金谷ホテル外観

今回は日光東照宮観光を兼ねて、家族4人(私、夫、長男2歳、次男0歳)で1泊してきました。

ホテルから日光東照宮へは歩いて15分。

クラシックホテルと世界遺産観光をダブルで楽しめる、日光にどっぷり浸かれるホテルです。

●この記事は2022年5月時点の情報です。

文化財の建物に泊まる〜本館デラックスモダンツイン

日光金谷ホテルの本館・新館・別館は、登録有形文化財及び、近代産業遺産に、それぞれ認定されています。

避難経路図があまりに複雑だったので、思わず写真に撮ってしまいました。

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客室のドアに貼られた避難経路図。

ホテルの建物は、本館、第二新館、別館に分かれています。

別館は完全に別棟で、エレベーターがありません。

今回は宿泊したのは、デラックスタイプのお部屋のうち、本館の3階奥にある「デラックスモダンツイン」のお部屋。

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デラックスモダンツイン室内。部屋のほぼ真ん中に、謎の柱あり。

3階まではエレベーターがありましたが、そこから先は階段を7〜8段登る必要がありました。

広さは部屋によって異なるそうで、はっきりとは分かりませんが、おそらく35平米くらい。

公式サイトで「ホワイトとパステルカラーを基調とした新しいタイプの客室」と紹介されていました。

でも「モダン」というよりかは、「おじいちゃんちの洋室」という感じかな?

昭和っぽい、素朴でなつかしい雰囲気のお部屋でした。

このタイプの部屋は山側に面しており、大きな窓から日光の山々が見渡せます。

部屋のベッドに寝転がりながら、新緑の色にとてもいやされました。

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紅葉シーズンもステキだろうな。

内装はピッカピカというわけではなく、壁のペンキが剥がれていたり、ランプシェードが汚れていたりして、そこそこ劣化が目立ちます。

そういう部分も含めて、「クラシックホテル、いいね!」と思える人じゃないと、若干がっかりするかもしれません。

私は、壁に取り付けられている懐中電灯と温度計が可愛くて気に入りました。

デスクマットが緑色なのも、昭和の役場っぽくて良いなぁと。

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キュートな懐中電灯。昔、旅館に行くと絶対あったやつ。

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使い込まれた木製のデスクには緑のデスクマットが似合う。

インテリア小物(ゴミ箱とか、フォトフレームとか、ランプシェードとか)が、ホームセンターで買ってきたような安っぽさで、個人的には「お部屋の雰囲気に合ってないんじゃないかな?」と感じました。

(実際、フォトフレームはわが家にあるもの(ホームセンターで購入)と全く同じでした)

ルームウェアは浴衣でした。粋な感じの柄で素敵。(写真撮り忘れました)

子連れ向けの設備・アメニティなど

チェックイン前、荷物を預けるため、いったんホテルへ立ち寄った際、

授乳用のお部屋(更衣室。畳敷きで、椅子とオムツ交換台あり)を貸していただけました。

オムツ交換台は、フロント奥の多目的トイレにもあります。

朝からたくさん歩いたため、長男(2歳)がおつかれモードでしたが、

通常のチェックイン時刻よりも30分早くチェックインさせていただけました。ありがたや。

子連れでの宿泊の場合、未就学児の添い寝は無料です。

エキストラベッドやソファベッドを追加する場合は+6,050円、ベビーベッドの追加は+2,420円です。

ベッドガードの貸し出しは無料でした。

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有料ですがベビーベッド借りられます。意外と新しめなベビーベッドでした。

今回、次男(0歳)にはベビーベッドを借りて、長男(2歳)は大人用のベッドで添い寝しました。

大人用のベッドはシングル幅(約1m)。2歳児との添い寝はかなり狭かったです。

子供たちがもうちょっと成長したら、エキストラベッドが必要かも。

子供用のパジャマやスリッパ、ハブラシなどのアメニティはありません。

冷蔵庫は空ですが、本館1階の自動販売機や売店で、飲み物を購入できます。

(ペットボトル1本200円)

お部屋には無料のお水のペットボトルとお茶菓子(クッキー)、緑茶・ほうじ茶のティーバッグがありました。

バスルームは、洗い場がない、バス・トイレ同室タイプです。

下の子はバスタブにお湯を張って、沐浴方式でお風呂に入れました。上の子はシャワーで簡単に済ませちゃいました。

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バストイレ同室で、洗い場なし。バスタブはゆったり広めサイズ。

メイク落とし、洗顔料、化粧水、乳液があるのがありがたかったです。

立派な浴室換気乾燥機も付いていました。(パナじゃなくナショナルです。シブい。)

古い建物なので、空調や断熱性が気になっていたのですが、客室にルームエアコン(年季入ってる)とオイルヒーターがあり、室温はある程度好みに合わせて調節可能と思われます。

(今回は、気候の良い時期を選んで訪問したので、お部屋のエアコンは使用していません)

大浴場はありませんが、有料の家族風呂(温泉ではない)があります。

日光金谷ホテルは、温泉がない点がちょっと(かなり?)残念ですが、

ホテルの目の前の「日光星の宿」が12〜15時に温泉の日帰り入浴営業をやっています。

時間が合えば行きたかったな〜

メインダイニングルームでいただく伝統の朝食

朝食をメインダイニングルームでいただきました。

メインダイニングルームは改装済のようで、古い装飾を残しながらも、明るく清潔な雰囲気でした。

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メインダイニングルーム(ランチタイムに撮影)

朝食付きの宿泊プランでいただけるメニュー(2,640円相当)は、

ジュース、卵料理、ハム、ミニサラダ、トースト、コーヒーor紅茶の、アメリカンブレックファーストです。

トーストは、注文を受けてからトースターの前に張り付いて、1枚1枚丁寧に焼いているそうです。カリッカリ!

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最高の状態で提供されるトースト。

長男にはアラカルトでホットケーキをオーダー。大きめサイズが2枚の、クラシカルなホットケーキでした。

窓辺のテラス席が人気ですが、子連れ客はレジ横のエリアに固める方針のようで、わが家の他にも子連れファミリーがちらほら。

小さな子供連れでも気兼ねせずに食事出来るので、とてもありがたいのですが、いつかはテラス席に座りたいなぁと、うっとり窓辺の席を見つめちゃいました。

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窓辺のテラス席。

メインダイニングルームは、ランチやディナーも、子連れでの利用OKです。

子供用のハイチェア、プラスチック製の取り皿やコップもあります。

観光地ということもあってか、ランチタイムはとてもカジュアルな雰囲気でした。

今回のランチでメインダイニングルームを利用した時の感想は、別の記事(日光東照宮、0歳・2歳児連れ観光〜行き方、ベビールーム、ランチ、見どころ)で詳しく紹介しています。

ディナーはホテルの目の前にある「ステーキハウスみはし」でいただきました。

日光の有名レストラン「西洋料理 明治の館」の系列店で、1973年創業の老舗です。

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ステーキハウスみはし。ホテル前の坂の途中にある。

ウエイターのおっちゃん(おにいさん?)がびっくりするほどおしゃべりでフレンドリー。

子供用の食器やハイチェアあり。ベビーカーの使用も可能でした。

キッズメニューはありませんが、子供と取り分けるのにおすすめのメニューなどを教えてくれるなど、子連れにとても優しいお店でした。

東照宮観光の中心的なエリアなので、ホテル周辺には他にもたくさんの飲食店があります。

ディナー営業している店は少ないですが、ランチタイムは手頃な価格で楽しめるレストランが数多くあり、とても便利です。

ホテルの見どころ

日光金谷ホテルの創業者は東照宮の楽師(笙奏者)だったそうで、ホテルのいたるところに東照宮の雰囲気を継承したデザインが見られます。

カラフルな日光彫の装飾があったり、神社の社殿のような手すりがあったり。

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メインダイニングルーム前の階段。

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フロント周辺。

東照宮にお参りして、東照宮のエッセンスを取り入れた日光金谷ホテルに泊まれば、どっぷりたっぷり日光の魅力に浸れるわけで、

「ディ○ニーランドで遊んで、パークの余韻そのままに、ディ○ニーホテルに泊まる感覚」に似ていると言えなくも無いかもしれません。

かつてはこの地を訪れる外国人向けに営業していたホテルなので、

西洋式のホテルのなかに、美しい日本的な要素が散りばめられています。

外国人向けホテルだった時代の名残りを探してホテルの中を探索して回るのも面白いです。

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ホテルの歴史を紹介する展示コーナーも。

本館の15号室は、あのアルベルト・アインシュタインが泊まった部屋。

照明はフランク・ロイド・ライトのデザインのものが使われているんだそうな。

夕方には館内ツアーもあります。通常は1日1回のところを、新型コロナ対策で1日2回の開催でした。

土曜だったこともあってか、ツアー参加者が各回20名近い大盛況でした。

2歳の長男がおとなしく参加できないので、今回は泣く泣く断念しましたが、また機会があればホテルの方の生解説を聞いてみたいです。

ホテルから日光東照宮へのアクセス

日光金谷ホテルから日光東照宮へは徒歩15分(約1km)

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大人だけなら徒歩でも全然OKな距離ですが、2歳児を連れて(さらに0歳児を抱っこで)歩くには少々遠いかな、と感じる距離です。

「ちょっとしんどいな〜」「坂道は嫌だな〜」という方は世界遺産めぐりバスの利用が便利です。

詳しくは別の記事(日光東照宮、0歳・2歳児連れ観光〜行き方、ベビールーム、ランチ、見どころ)でご紹介しています。

駅からホテルへのアクセス

JR日光駅から日光金谷ホテルへは徒歩30分(約2km)、東武日光駅からは徒歩25分(約1.5km)。

(JR日光駅と東武日光駅間は徒歩で行き来可能です。(約300m))

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東武日光駅。JRよりも東武のほうが駅前がにぎわっている。

今回私たちは、往路は駅からホテルまでタクシー(990円)、復路はお散歩も兼ねて徒歩でした。

ホテルから東武日光駅へのシャトルバスもありますが、時間が合わず利用しませんでした。

ホテル前のバス停(神橋バス停)からも、東武・JR日光駅へ向かう路線バスが出ています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

子連れ・赤ちゃん連れにはややハードル高めかな?と思われるホテルでしたが、

ベビーベッドやベッドガードが借りられますし、ホテル内のレストランも子連れで利用しやすく、意外となんとかなりました。

パンをはじめ、お食事がとっても美味しいので、日帰り旅行の方も、ランチやティータイムに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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ルームキー。でかいので子供に紛失される心配と無縁。

関連記事:日光東照宮、0歳・2歳児連れ観光〜行き方、ベビールーム、ランチ、見どころ

参考文献:「百年の品格 クラシックホテルの歩き方」山口由美(新潮社)

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