子連れホテル泊・旅館泊に役立つ!毎月お泊まり旅行してる旅バカなママが荷造りについて語るよ。
こんにちは、神奈川県在住、2人の男の子(3歳・1歳)のママです。
子連れ旅の荷物の準備、すごく大変ですよね。
必要なものが多すぎる。荷物だけじゃなく、子供も運ばないといけないのに。
私が子連れ旅1年生の頃は、旅行会社のホームページに載っている「赤ちゃん連れ旅行の持ち物リスト」的なものを見ながら荷造りしていました。
しかし、何度も旅行に行くうちに、「こんなに沢山運べないんだけど?」「これもあったほうが良いんじゃない?」といった失敗や発見を数多く経験。
自分で言うのもアレですが、そろそろ、洗練された「荷造りのプロ」になって来たんじゃないかと感じております。
この記事では、私が子連れで毎月毎月旅行してきた経験から、子連れお泊まり旅行の本気のお役立ち情報をご紹介します。
わが家の子連れ旅の持ち物例、スーツケース、輸送手段
この表は、わが家が実際に1泊2日の近場お泊まり旅行に行ったときの持ち物リストです。(当時、長男3歳、次男0歳9ヶ月)
旅行に行くときは、毎回エクセルで持ち物リストを作り、それを確認しながらパッキングしています。
いやぁ、ほんと荷物多い・・・
1〜2泊程度の小旅行では、約70リットルサイズのスーツケース1個に、家族4人分(私、夫、長男3歳、次男0歳)の荷物を入れています。
(手元に持っておきたい身の回りの品はリュックに入れています。子連れ飛行機旅の手荷物紹介記事はこちらから。)
わが家の旅行は、飛行機、新幹線、電車を利用した「公共交通機関の旅」がほとんど。
そのため、スーツケースは事前に、自宅からホテルへ宅配便で送っています。
帰りもホテルから自宅へ直送!
少々お金はかかりますが(関東・関西間往復で4,000円程度)、赤ちゃんを抱っこしていたり、ベビーカーを転がしたりの旅路なので、身軽に動けることを優先した結果、宅配便のお世話になっております。
ちなみに、飛行機旅の場合は、帰りは出発空港のカウンターから自宅に送れる「宅配便サービス(JAL)」「宅空便(ANA)」を利用することが多いです。(料金が安い!1個千円程度。)
出発前に要チェック!忘れると本当にヤバい持ち物はこれだ。
まじめにエクセルで持ち物リストを管理している割に、なぜか毎回、あれこれ忘れ物をしてしまいます。
その中で、過去に忘れてもっともヤバかった持ち物は、以下の2点です。
◎お食事スタイ・エプロン
◎健康保険証&母子手帳
「お食事スタイ・エプロン」は、リゾート地や観光地ではめったに売られていません。
長男がまだ1歳の頃の旅行でお食事スタイを忘れてしまった時は、旅行中ずっとノーエプロンで過ごしました。
その時は、よりにもよって周囲に一切お店が無い、非日常感たっぷりのリゾートホテルに2連泊だったのです。
布製のスタイやタオルで食べこぼしをガードしようと頑張りましたが、それはそれは大惨事でした!
食事のたびに洋服が汚れて、着替えが足りなくなり、夜な夜な部屋の洗面所で洗濯していました。
お食事用スタイは、子供なりに「このエプロンじゃなきゃ絶対やだ!」的なこだわりがあることもありますし、日頃使い慣れているものを忘れずに持って行くのがホント大事だと思います。
そして、「健康保険証・母子手帳」は、言うまでもなく替えが効かない超大事なアイテムです。
わが家の場合、これらは常に家の中の決まった場所に置いておくルールになっていて、旅行の荷造りの際にカバンに入れる順番が最後になりがち。
で、実際に過去2回ほど、旅行に持っていくのを忘れてしまいました。
さいわい、その旅行中に病院にかかることはありませんでしたが、もしも健康保険証を持たずに病院を受診すると、医療費を10割(病院によってはそれ以上)を、いったん自腹で負担することになってしまいます。
逆に言うと、上記以外のベビー用品は、旅先でも比較的入手しやすいアイテムだったり、代用が効いたりするので、忘れてもなんとかなります。
お食事スタイ、健康保険証&母子手帳だけは絶対にカバンに入れて、あとは気楽に構えよう!
あると便利なグッズ(基本編)
わが家が実際に使っている、子連れ・赤ちゃん連れ旅行のお役立ちグッズを、基本編とマニアック編に分けてご紹介します。
格安で用意できるものもあるので、ぜひ試してみてください。
食器用洗剤とスポンジ
お食事エプロン、カトラリー、ストローマグ、哺乳瓶などを洗う際に使います。
ホテルのお部屋にある石鹸やボディソープでは、食べ物の油汚れが落ちないので、わが家は毎回、食器用洗剤を持参しています。
洗剤は化粧品の詰め替え容器に入れ、スポンジはカッターナイフで3分の1サイズにカットしたものを使っています。
スポンジを小さめにカットしておくことで、荷物を減らせるだけでなく、ストローマグや水筒など、口が狭い容器が洗いやすくなります。
1泊程度であれば、わざわざ洗剤を詰め替えず、スポンジに少量の洗剤を染み込ませて持っていくのもアリです。
お風呂やプール用の大きめトートバッグ
ホテルや旅館の大浴場、プールなどを利用する際に、子供の着替えやタオルを入れるのに使います。
ドサっと詰め込める大きめサイズで、水濡れに強いものが便利です。
100円ショップで売っている巨大エコバッグや、ナップサックタイプのビニール袋がオススメです。
ホテルのコインランドリーを利用する際の洗濯物入れとしても使えます。
チェアベルト
ベビーチェアが無い場所で役に立つチェアベルト。
大人用のイスや、ベルトなしの子供用イスに装着することで、小さな子供が安全に座ることができる補助ベルトです。
わが家が使っているチェアベルトはこのタイプ↓
ちょっとお値段高めですが、セーフティーベルト付きで、急な立ち上がりを防止出来ます。
レストランだけでなく、ホテルの客室内で、子供にごはんを食べさせる時にも便利です。
100円ショップ・ダイソーで買える「べんりベルト」
ダイソーで売ってる、ゴム製の荷物ベルト。
(セリアでも同様の商品が販売されています。)
マジックテープでバリっととめて、荷物をコンパクトに収納出来ます。
パジャマや赤ちゃんのおくるみ、ダウンジャケットなど、ちょっとかさばる荷物のパッキングに便利です。
「圧縮袋を使うほどでは無いけれど、もう少しコンパクトにまとめたいな〜」という時に重宝します。
大きめのレジャーシート
幼児・赤ちゃん連れでのお泊まりは、畳のお部屋が便利で安心です。
しかし、和室・和洋室に限定して宿泊先を探すとなると、選択肢がかなり限られてしまいます。
(まれに、畳が古かったり、ささくれてたりする残念ケースもありますし・・・)
和室にこだわらず、好きなホテルの好きな部屋に泊まりたいなら、大きめのレジャーシートの持参がおすすめです。
わが家は、2畳サイズ(1.8m×1.8m)のシートを使っています。
オムツ交換や着替えの際に便利なのはもちろんのこと、レジャーシートの上で遊べば、客室のカーペットを汚す心配とも無縁です。
↑わが家が使っているレジャーシートはこちらのシリーズ。オシャレなくすみカラーで、写真映え◎。ホテルのお部屋に敷いてもインテリアをジャマしません。
当たり前のことですが、小さな子供にとって、ホテルのお部屋の中をスリッパ履きで歩き回るのは簡単なことではありません。
わが家が洋室に泊まるときは、「レジャーシートの上は裸足OK。それ以外はスリッパで。」というルール設定で、レジャーシートを子供たちの安全地帯として使っています。
これを数回繰り返した結果、うちの長男は3歳になった頃から、ホテルの客室で自主的にスリッパを履くようになりました。
あると便利なグッズ(マニアック編)
常温保存可能牛乳
冷蔵庫に入れなくてもOKな牛乳。
125mlや200mlの飲み切りサイズがスーパーで売られています。
旅行中は外食が続きますし、自動販売機で飲み物を買う機会も多く、子供はジュースばかり飲んでいる状況になりがちです。
そんな時に「牛乳あるよ」と子供たちに差し出すために、私はこの「常温牛乳」を持ち歩いています。
ジュースの代わりに牛乳を飲ませることで、私自身の罪悪感がいくぶんか和らぐのです。
しかも牛乳って、旅行中に手に入りにくいんですよね。
風呂場に瓶入り牛乳が売られている温泉宿ならともかく、ホテルの自販機や売店で牛乳を売ってることはまずありません。
うちの長男は、かなり牛乳大好きっ子なので、突然「牛乳飲みたい」と言いだした時の備えという意味でも、この商品には大変助けられています。
※冷蔵庫に入れる必要はありませんが、常温を越えない温度で保存する必要があります。暑い時期は保冷バッグで持ち歩くのがおすすめ。
電動ポンプ内蔵のエアーベッド(エアーマットレス)
スイッチひとつで自動で膨らみ、自動でしぼむ、エアーマットレス。
ベッドサイドにこれを置けば、子供がベッドから落ちた時のクッション代わりになります。
ありがたいことに、世の中には小学生まで添い寝無料のホテルや旅館がたくさんあるのですが、
添い寝で快適に眠れるかどうかは、また別の問題。
眠りの質は、旅行の質に大きく関わる問題ですからね。
例えば、TDRのトイストーリーホテルは、正ベッドが幅110cm。
これで小学生と添い寝って、無理じゃないですか??
(いや、私はまだ泊まったことないけどね。)
わが家の場合、長男はまだ3歳ですが、シングルベッドでの添い寝に限界を感じ、エアーベッドを導入しました。その結果、
「下にエアーベッドがあるから、ベッドから落ちちゃっても、まぁいっか。なんなら、私がエアーベッドで寝ればいいや。」
と心のゆとりが生まれ、旅行中の睡眠の質が大変向上しました。
(もちろん、客室の定員を守って、本来の人数分の宿泊代金を払ったうえでの話です。)
エアーベッドの価格は、電動ポンプ内蔵型で6,000円程度。
自宅で来客用としても使えるので一石二鳥。キャンプでも役立ちそうです。
わが家のエアーベッドは、米国のインテックス製(浮き輪やビニールプールで有名な会社)です。
うちで使っているエアーベッドはこのタイプ↓
上記エアーベッドには、こちらのボックスシーツ↓がシンデレラフィット。サテン調で、ホテルライクなデザイン。
電動ポンプ作動中は、掃除機のような音が出るので、夜間に膨らませる際は騒音に注意。
シングルサイズのエアーベッドの空気を抜いて畳んだ時の大きさは、バスケットボールをやや押し潰したくらいのサイズ感です。
ちょっとかさばりますが、あるのと無いのとでは大違いなので、ほぼ毎回持参してます。
ボックスシーツを着けて使うと、違和感なくインテリアに馴染みますし、汚れや破れの防止にもなります。
※安全のため、乳幼児を1人でエアーベッドに寝かせる目的での使用はやめておきましょう。中身が空気だからバインバイン弾みまくりですので、小さな子供は弾んだ拍子に転んでしまう可能性があります。)
養生テープ
ホテルや旅館の客室は、なぜかちょうど子供の顔の高さに、角張った家具がありがちです。
どうしてホテルの家具はあんなにカクカクと尖っているのか?
大人だって、酔っ払ってぶつかることがあるのだから、
角が丸い家具のほうが、万人に優しいと思うのですが・・・
客室の家具に危険を予感した時は、タオルと養生テープを使って、角をガードしちゃいましょう。
家具にテープを直接貼ると、表面の塗装が剥がれてしまうかもしれないので、
写真のような感じで、タオルの上から養生テープを貼ってざっくりと固定します。
これだけでも安心感がグンとUP!
タオルが足りないときは、未使用の紙オムツで代用可能です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
小さな子供連れの旅行って、旅の準備の7割くらいが「荷造り」なのではないかと、私は思っています。
今、旅行に向けて荷造りをしているパパさんママさん、旅行、うらやましいなぁ・・・じゃなかった、お疲れさまです!
冒頭で「荷造りのプロ」を名乗ってしまいましたが、まだまだ発展途上の新米ママですので、今後も新たな発見があり次第、ご紹介していきたいと思います。