ハワイ旅の食費はディズニーランド並み!3泊分の食費は4万円
※飛行機、ホテル、レンタカー、旅行保険の費用については前編をごらんください。
※記載している価格は、旅行当時のものです。$1=¥110で計算しています。
アメリカは医療費だけでなく食費も高め。特にレストランでの外食はお料理だけでなくチップも15%程度は必要な上に観光地価格なので、毎食東京ディズニーランドで食事するくらいお金がかかります。
今回の旅は3泊5日で、食事の回数は機内食を除くと朝3回、昼3回、夜3回の計9回。この他にスーパーで購入したペットボトルの水や間食なども合わせて、食費は大人2人合計で39,793円でした。(長男は離乳食の2回食を始めたばかりだったので、日本から持参したベビーフードを食べさせました。)
(朝食3回の内訳)ホテルのビュッフェが宿泊費に含まれていたので無料でした。宿泊費の項目で紹介しましたが、私たちが泊まっていたホテルの朝食ビュッフェは1食2,321円で、これは朝食ビュッフェとしては安いほうです。以前宿泊したハワイ島の別のホテルでは1食4,000円近い価格でした。
(昼食3回の内訳)スーパーのデリが1回、マクドナルドが1回、ホテルの売店のサンドイッチが1回でした。
スーパーではカットフルーツ、ミネラルウォーター4本、太巻き寿司(ハワイアンロールとカリフォルニアロール)2本を購入して2,548円。巻き寿司は種類によりますが、1本700〜800円程度でした。
マックではビッグマック、クオーターパウンダー、アイスコーヒーを購入して1,582円。ビッグマックの単価は567円。日本は390円なのでなんと1.5倍です(大きさは同じです)。ホテル売店のサンドイッチは、宿泊プランに含まれていたランチチケットを利用したため無料でした。
毎朝遅めの時間に朝食ビュッフェをお腹いっぱい食べていたこともあり、昼食は毎回控えめでした。
(夕食3回の内訳)スーパーのデリが1回、宿泊していたマウナ・ラニリゾートのショッピングモール(ショップス・アット・マウナ・ラニ)内のレストランが2回でした。
スーパーで購入した夕食は3,667円。ポキボウル、サーモンローフ、チキングリル、サラダ、ヨーグルトなどを買いました。ポキボウルは魚の種類にもよりますが1人前で1,000円程度、サラダは1パック800円程度です。
レストラン1軒目は「トミー・バハマズ・トロピカルカフェ(Tommy Bahama's Tropical Cafe)」へ。日本にも進出しているアパレルブランド、トミーバハマのレストランです。
夕陽を眺めながら食事ができるロケーションで、子供用の椅子(ベルト付き)やメニューがあり、子連れ客も多く赤ちゃんと一緒に入りやすい雰囲気でした。ここではメイン2皿(ステーキと魚)、サラダ1皿、ソフトドリンク4杯をいただき15,712円(チップ込み)。
メインのステーキ(フィレミニヨン)は4,840円(詳細なグラム数は覚えていないのですが200gくらい。肉好きの夫には少し足りなかった様子)でサラダは1,155円でした。
もう1軒のレストランはお寿司屋さんの「シオノ(Shiono's)」。以前は同リゾート内のゴルフ場にあった店舗で、ちょっと前に移転したとのこと。ゴルフ場にあった頃よりも、居酒屋っぽいカジュアルな雰囲気に変わっていました。
客層は日本人ばかりかと思いきや、欧米系のお客さんの方が多かったです。こちらでも子供用の椅子(ベルト付き)を貸していただけました。
シオノでは、ハワイ産あわびを含む握り6貫盛り合わせ、あわびの天ぷら、巻き寿司、ラーメン、ソフトドリンク2杯で11,037円(チップ込み)でした。握り盛り合わせは2,640円、天ぷらは2,530円(あわび3個と野菜が少々)。
シオノは、日本人に嬉しい定食メニュー(2,000円程度)もあります。
(その他の飲食費)スーパーでミネラルウォーターやスナックを買ったり、スタバでコーヒーを買ったりしました。ミネラルウォーターはワイコロアのスーパー「アイランド・グルメ・マーケット」で500mlペットボトルよりひとまわり大きなサイズのボトルが186円でした。夫がQUESTというプロテインバーを買い、1本383円と結構なお値段でしたが、かなり不味かったそうです。
旅行中の食費節約の強い味方といえばフードコートですが、ハワイ島はワイキキにあるような観光客向けのフードコートは少ないです。ワイコロアビーチリゾート内のクイーンズマーケットプレイスのフードコートくらいでしょうか(規模はかなり小さめです)。
カイルア・コナの街まで行けば、観光客向けでも比較的リーズナブルで美味しいレストランも見つかります。歴史的な建造物「モクアイカウア教会」「フリヘエ宮殿」などがあり、歴史好きにはうってつけの観光スポットです。
ワイキキのような華やかな雰囲気ではなく、沖縄の恩納村あたりの飲食店街のような素朴でのんびりした雰囲気です。
子連れ旅行だと移動時間は極力減らしたいものですが、ホテルやリゾート内のレストランでオシャレに食事するとなると高くついてしまうので、利便性を取るか価格を取るか悩ましい所です。
個人的には、せっかくリゾートに来ているんだから、東京ディズニーランドで食事する時くらいの金銭感覚で過ごしたほうが楽しめると思います。
赤ちゃん連れの観光で使った費用、わずか4,000円。
今回は赤ちゃん連れの旅なので、サーフィンなどのビーチアクティビティは無し、キラウエア火山もマウナ・ケア山頂ツアーも無し!ということで、観光にほとんどお金を使いませんでした。
唯一の観光らしいお出かけは、日本のドトールコーヒー直営の「ドトール・マウカ・メドウズ・コーヒー農園(Doutor Mauka Meadows)」。コーヒーの木だけでなく、南国植物がいっぱい。植物園のような美しい庭園です。
入園料は1人5ドル(約550円)。帰りに駐車場まで送迎していただいた分のチップや購入したコーヒー豆も合わせて計4,070円お支払い。
私たちが購入した豆は「エステートリザーブ」という松竹梅でいう竹相当で、1箱(約200g)2,750円。我が家で普段飲んでいるコーヒーの9倍の値段です。まぁ、日本のエッグスンシングスで100%コナコーヒーを飲むと一杯610円しますし、たまにご馳走コーヒーとして飲むにはアリだと思います。
豆ではなく粉なので、コーヒーミルがなくても大丈夫ですし、日頃お世話になってる方へのちょっと良いお土産にも向いていると思います。
その他にコーヒー豆を使ったチョコレート菓子なども売っていて、こちらは5ドル前後と比較的お手頃価格でした。
私たちが行った時は他にお客さんがおらず貸切状態で、何か買って帰らないと申し訳ない雰囲気でした。以前私の両親が行った時は他にも観光客が数組いて、みなさん特にお土産は買っていなかったそうです。
コーヒー農園に行ったほかは、ホテルの庭を散策したり、お部屋のラナイ(ベランダ)の椅子でくつろいだり、ショッピングをしたり、とにかくのんびりと過ごしました。夫はホテルのフィットネスジムで筋トレもしていました(フィットネス大国だけあって、ジムの充実度がハンパない)。
私は旅行で予定を詰め込みたい派ですが、赤ちゃんのお世話はバカンス中でも24時間ほぼノンストップなので、むしろちょっと暇すぎるくらいでちょうど良かったです。夫もひたすらのんびりできたのが満足だったようです。
アメリカンなベビー用品を買おう!合計額3万円。日本よりお買い得なアイテムも!
ショッピングで使った金額は合計で30,153円でした。
スーパーマーケット2軒(ショップス・アット・マウナラニの「フードランド・ファームズ」、クイーンズ・マーケットプレイスの「アイランド・グルメ・マーケット」)で職場や友人、自分へのお土産を購入。
カイルア・コナのディスカウントストア「TARGET(ターゲット)」でベビーグッズを購入。
さらに、可愛いプリント生地が格安で買える「Discount Fabric Warehouse(ディスカウントファブリックウェアハウス)」で、ハワイアン柄の生地を購入しました。
スーパーマーケットでお土産に購入したのは、ハワイ島の花「オヒア・レファ」のはちみつ(127グラムの小瓶で約700円)や定番のハワイアンホーストのマカダミアナッツチョコ小袋セット(15袋入りで約1,430円)。さらに、以前から気になっていたインスタント・コナコーヒー(12杯分637円)を自分用に。
アイランド・グルメ・マーケットでは、「ABCストア」の商品を取り扱っており、定番のハワイ土産が揃っています。
カイルア・コナのターゲットでは、ベビー用品や子ども服、おもちゃ売り場が充実していて、1時間くらい滞在してしまいました(息子は抱っこで爆睡)。
購入したのは、カーターズとターゲットがコラボしたベビー服(ロンパース3枚セットで1,000円。)、ベビー用のアロハシャツとハーフパンツのセット(2,400円)、シャカシャカ音がする布絵本(1,100円)など。
ベビーサイズのアロハシャツは、アイランド・グルメ・マーケットのお土産売り場にもありましたが、ターゲットのほうが柄が渋くて着せやすいデザインでした。
ベビー用品の中で特にお得だったのは、母乳育児中のママの強い味方、ラノリンクリームのランシノー(Lanshinoh)。日本のアマゾンで買うと40gのチューブが2,480円ですが、ターゲットでは1,120円とほぼ半額!(2本以上のまとめ買いで割引適用)。
その他にも日本のダッドウェイで売られているSKIP HOPなどのおもちゃが日本より割安価格で、思わず手が伸びそうになりました。「子連れの海外旅行の楽しさってこういうことかぁー!!」と感動。
旅行前は、ハワイ島でこんなにベビー用品の品揃えが充実していることを知らなくて、旅行中に着る息子の服は、全て日本で調達して持って行きました。(旅行時期が冬だったので、わざわざネットで探して夏服を何枚も購入。数ヶ月後、日本に夏が来た頃にはサイズアウトしていました。)
現地で日本にないデザインの服やおもちゃを買えば、行きの荷物が減る上に記念にもなって一石二鳥だったのに残念だったなぁ。
ディスカウントファブリックウェアハウスは、日本ではなかなか出会えない珍しい柄のハワイアンプリント生地が1ヤード(約90センチ)770円から買えるお店です。「ウェアハウス」の名のとおり、お店というより倉庫といった様子。掘り出し物が見つかりそうなワクワク感がたまりません。
島の反対側のヒロに大きな店舗があるのですが、今回はヒロへの長距離ドライブは厳しかったので、カイルア・コナ店でお買い物。ヒロのお店と比べてやや小さいですが、品揃え豊富で店員さんもとてもフレンドリーでした。
オリジナルエコバッグ(219円)を購入すると、全商品が20パーセントオフになるBag SALEが行われていました。2018年春にヒロに行った時もこのセールが実施されていました。期間限定セールなのかいつでも20%オフなのか謎です。
カイルア・コナ店の写真を撮り忘れたので、写真はヒロ店に行った時のものです。
ワイコロアのクイーンズ・マーケット・プレイスには日本でもおなじみのサーフブランド「クイックシルバー」の店舗があます。たま〜にしかサーフィンしないくせに、自分用に「ROXY(ロキシー)」のTシャツ2,880円を購入しました。
キッズサイズの衣類も充実していたのですが、残念ながらうちの0歳児(普段70〜80を着用)に合うサイズは無く、長男の陸サーファーデビューは見送りとなりました。
大人だけで行くアクティブな旅とは違い、赤ちゃん連れ旅行ではショッピングの時間が多めだったので、自宅用のハワイアンやアメリカンなアイテムをじっくり選んで購入することができました。
購入したベビー用アロハは、家で息子に着せて妄想ハワイアンバカンスを楽しんでいます。ハワイアンプリントの生地は、息子のスタイを作ったり、趣味のハワイアンキルトに使ったりしました。
安心や便利さを追求した結果・・・宅配料金やレンタルWi-Fiなどの諸経費が約2万円
わが家は自宅から成田空港まで電車移動なので、少しでも手荷物を減らすために空港宅配を利用しました。今回利用したのはJAL ABCです。
往路は指定した日時に宅配業者(ヤマト運輸でした)が自宅までスーツケースの集荷に来てくれます。これを出発の際に成田空港内のJAL ABC窓口で受け取り、50メートルほど移動して、航空会社のチェックインカウンターで再び預けます。
つまり、ハワイ島の空港でスーツケースをピックアップするまで、自分でスーツケースを運ぶ時間はほぼゼロです。
費用はスーツケース2個(94リットルと45リットル。160サイズと140サイズ)を神奈川県から発送して5,170円。
復路もJAL ABCを利用しましたが、復路ではマスターカードの「国際線手荷物宅配優待サービス」が利用出来たので、スーツケース1個につき500円×2個=1,000円でした。
この宅配優待サービスは結構人気で、受付に行列が出来ており、10分くらい待ちました。このサービスを利用するには、対象のクレジットカードを海外で使ったレシートの提示が必要なのでお忘れなく。
Wi-FiルーターもJAL ABCでレンタルしました。価格はオンラインで事前に予約して5,650円。
空港宅配と同じ窓口で受け取り・返却が可能で、空港内を歩き回らなくて済むのが子連れにはありがたかったです。さらに、往路で空港宅配を利用したので「空港宅配ご利用者限定モバイルレンタル500円オフ」が適用になり、いつも利用している別会社のレンタル WiFiよりも、安く済みました。
今回、初めての子連れ海外旅行ということで、スーツケースの数や大きさをどうするか悩みました。
これまで夫婦2人でハワイへ3〜4泊する時は、45リットル1個と32リットル1個で足りていたのですが、赤ちゃんとの旅行ではオムツや着替え、ベビーフードなど、持って行きたいものがいくらでもあり、荷物の量が未知数です。
結局今回の旅行では、94リットル1個と、45リットル1個を持って行きました。94リットル(5〜10泊用)はレンタル品を利用。値段は14日間プランで7,900円でした。国際線は重量オーバーの追加料金が万単位でかかるので、対策としてバネ式のスケールも+500円でレンタルしました。
子連れ海外旅行の荷物のことは、また別の記事で詳しく書こうと思いますが、今回はこのサイズで正解でした!
スーツケースのレンタル料金は、荷造り・荷解きがささっと済ませられるのであれば、レンタル日数をもっと短くすることで節約できます(空港宅配を利用する場合はその分の日数を考量するのをお忘れなく)。
スーツケースのブランドや品質にこだわらなければ、あと2,000〜3,000円くらいは安く借りられる商品もありました。わが家は旅行用品マニアなので、好奇心&本体の軽さ重視でサムソナイトのコスモライト(新品を購入すると8万円超えの、ちょっと良い感じのモデル)をチョイスしたため、ちょっと高くついてしまいました。
うっかり忘れがちだけど必要経費!ホテルのハウスキーピングやシャトルなどのチップ、合計で3,300円
チップの文化は国によって様々。日本人には馴染みが薄いので、うっかり忘れがちですが、アメリカはチップに対してかなりシビアな国なのでご注意を。
かっこ悪いけど、私は毎回事前にネットで相場を検索してから渡しています。今回は滞在中、レストランや観光以外で3,300円ほどチップに使いました。 チップが必要な主だった場面は、ホテルのハウスキーピング、リゾート内のシャトルバス、空港のレンタカー営業所でのシャトルバスでした。
ホテルのハウスキーピングは、私たちが宿泊したホテルでは1日あたり5〜10ドル(550円〜1,100円)が相場だそうです。
かつて「ベッドの数×1ドル」なんて聞いたことがあるのですが、そんなに単純ではなく、ホテルのクラスとか部屋のクラス・広さなどで決まるんだそうな。日本人には難し過ぎる。今回は紙おむつのゴミも回収して頂いたので、少し多めに置いてみました。
マウナ・ラニ・リゾートでは、敷地内を運行する無料シャトルがあり、食事や買い物でリゾート内のショッピングモールに行くのに利用しました。オンデマンドなのでホテルのエントランスでシャトルを手配してもらい、帰りは行った先のレストランやお店の方に手配してもらうことになります。
ホテルのエントランスでシャトルを手配してくれたドアマンにはチップを渡しますが、お店のレジやレストランのウエイターさんにシャトルを呼んでもらった時はチップ不要。さらに、シャトルのドライバーさんにも乗車人数×1〜2ドル(110〜220円)のチップを渡します。
他にホテル内でチップが必要になるのは、荷物を運んでもらった時やコンシェルジュに相談した時、バレーパーキングを利用した時などでしょうか。
レンタカーを借りる場合、空港のターミナルとレンタカーの営業所を往復するシャトルバスで、降車の際にドライバーさんへチップを渡します。荷物の数×1〜2ドルくらいなので、親子3人旅なら500円相当でしょうか。荷物が重量級な時は、多めに渡します。
乗車前からお札を握りしめ、チップを渡すスタンバイをしていたのに、降りる時にワチャワチャしちゃって、結局荷物は全部自分で降ろした、なんてこともありがちですが。
ガイドブックなどで「これはチップが必要」と言われている場面でも、よくよく観察していたらアメリカ人のお客さんでもチップを渡していない時もあったりなかったりです。とりあえず私は「迷ったら渡す、金額に迷ったら多めに渡す」方針にしています。
番外編:総額には計上してないけど、申請手続きや日本の空港への交通費等でかかったお金
ここから先は番外編。ご家庭によって、かかったりかからなかったりする費用です。
赤ちゃんを生まれて初めて海外に連れて行く場合、まずパスポートを取得しなければなりません。
12歳未満のパスポート発給手数料は6,000円。さらに、うちの場合は戸籍謄本の発行と郵送で600円ほどかかりました。写真はスマホで撮影してコンビニでプリントするFreeDPEというサービスを利用し、230円でした。
赤ちゃんの場合、街なかの証明写真機は物理的に厳しいし、写真屋さんにわざわざ撮りに行くのも面倒ですが、このサービスを使えばスマホのカメラで自分で撮影するだけなので、とても助かりました。
ハワイでレンタカーを運転する場合、日本の運転免許証があれば国際免許証が無くてもOKですが、普段運転をしないわが家では、事故やトラブルに備えて国際免許証を持って行くようにしています。手数料は2,350円で有効期間1年です。
今回、アメリカ合衆国に入国するためのESTAを一家3人分申請しました。1人14ドル(1,540円)で有効期間は2年です。
余談ですが、インターネットでESTAを検索すると、公式ぽい雰囲気をまとった申請代行会社のサイトが何件もヒットします。私の友人は自身の結婚式でハワイへ行く際、参列する一族全員分を代行会社から申請してしまい、1人1万円近い費用がかかったとか。
ESTAは英語が苦手な人でもパソコンさえ操作できれば自力で申請できるので、代行会社を使う必要はありません。
自宅から成田空港までの移動手段は、神奈川県在住のわが家の場合、いつもJRの成田エクスプレスを利用しています。大人2人往復で13,000円です。
赤ちゃんがぐずった時のことを考えると、車内を歩き回れるという点で、高速バスより電車の移動のほうが便利だと思います。また、成田エクスプレスは車内のお手洗いのオムツ交換台にベルトが付いており、飛行機のオムツ交換台の1000倍使いやすかったです。
まとめ1:もう一度同じ条件で旅行するならココを節約したい・ココにお金をかけたい
今回の旅を振り返ってみて、もしも同じ条件で再び旅行するなら
- 旅行保険を家族単位で申し込む(−800円)
- 往路の空港宅配サービスはスーツケース1個だけにする(-2,500円)
の2点を節約すると思います。1.は、海外旅行保険の項目でお伝えしたとおり、よく確認せずに予約してしまって少し損したので。
2.は、成田空港へ行く際に大人2人に子供1人ならスーツケース1個は自力で持っていけたな、と後になって気付いたからです。また、自力で持って行ったほうが出発直前まで荷物の入れ替えができるので1個は自力で持って行った方が準備が楽になったと思います。
1・2を合わせてたったの−3,300円。結局、旅の快適さと費用のバランスが大事で、節約のために頑張り過ぎて疲れちゃったら意味がないですし、赤ちゃんにも負担をかけてしまうことになりかねません。「ここは譲れる、ここは譲れない」という自分なりのラインを見極めていけば、結果的にコスト面でも満足度の高い旅ができると思います。
逆に、お金を掛けたい点は
- ホテルのスパでマッサージを受ける(+18,000円)
- プロにビーチで家族写真を撮ってもらう(+15,000円〜)
の2点です。1.は、今回の旅では常に赤ちゃんとつきっきりだったので、それはそれで楽しかったのですが、自分だけのための時間を1時間でも確保すれば良かったなと思うからです。宿泊したホテルのスパは、屋外で海を見ながら施術が受けられるコースがあり、とってもいい感じでした。
2.も宿泊したホテルのサービスですが、写真館(パシフィックドリームフォトグラフィーという会社)とホテルが提携していて、リゾート内でプロのカメラマンが撮ったポートレイトを購入することができます。
撮影には事前予約が必要で、私たちが現地で思い立って予約しようとした時はすでに空きがありませんでした。
実は今回の旅で、ハワイの海をバックに家族3人で写真を撮りたいと熱望していた私は、カメラの三脚をわざわざ新調して日本から持参していました。しかし、セルフタイマー撮影で、0歳児の目線をカメラに向かせるのは不可能。仕方なく、3人の後ろ姿の集合写真をセルフタイマーで撮影しました。
せっかくの海外旅行、次回は前を向いた家族写真をプロに撮ってもらいたいです。
まとめ2:夫婦2人だけの旅行と比較して、ホテル代が増↑、観光が減↓
今回の0歳児連れハワイ島旅行、親子3人3泊でかかった費用は、夫婦2人での旅に比べて高いのか安いのか。
2017年春に夫婦2人で3泊した際の支出と比較してみました。(この時はハワイ島ではなくオアフ島です。)
夫婦2人の時と比べ今回は、食費−4,000円、観光-75,000円、ショッピング+7,000円でした。食費とショッピングは大きく変わらずですが、観光は夫婦2人の時は、サーフィンレッスンを受けたりロミロミマッサージに行ったりと、結構アクティブだったのでかなりお金がかかっていました。
サーフィンレッスン1人1回13,000円・・・今思うと高かったなぁ。ハワイのオプションツアーはツアー料金に加えてチップ(約15%)も必要なので、かなりお金がかかります。
飛行機とホテルは合計で+18万円でしたが、時期も行き先も航空会社もホテルグレードも違うので、高い・安いの比較が難しいところです。飛行機代は今までかからなかった赤ちゃんの分約2万円の追加が明らかな違いでしょうか。
ホテルは、夫婦でオアフに行った時は1泊25,000円のカジュアルなホテルでしたが、今回はホテルで過ごす時間が多くなることから1泊4万円のホテルを選びました。わが家の場合、夫婦2人から赤ちゃん連れになったことで、ホテルにお金をかけるようになったことは確かです。その分、観光やアクティビティにかかる支出はグンと減りました。
そのほかに、空港宅配サービス(約6,000円)や大きなスーツケースのレンタル(約8,000円)は、夫婦2人の時にはかからなかった費用なので、必要経費ながら地味に痛い出費でした。スーツケース買っちゃえばいいんでしょうが、行き先や子供の成長につれて荷物の量も変わるので、まだ決断できません。