江ノ島周辺の飲食店

藤沢市鵠沼海岸の人気かき氷店「埜庵(のあん)」でグルメでちょっとレトロなかき氷

鵠沼海岸駅から徒歩3分の有名かき氷店

●この記事は2018年7・8月の記事を再編集したものです

7月の昼下がり。藤沢市鵠沼海岸にある大人気のかき氷専門店、「埜庵(のあん)」へ行ってきました。数年前から職場の方々に「行って見るべし」と推されていたのですが、なかなかタイミングが合わず、今回初めての訪問です。

たまに近くを通りかかると、案の定行列が出来ていて「ちょっとぷらっと行ってくる」程度の覚悟じゃ行きづらかったんですよね。今回は平日の午後だったこともあってか、並ばずに入店することができました。

<img src="shaved ice kugenumakaigan noan.jpg" alt=“かき氷 鵠沼海岸"/>

埜庵(のあん)外観。鵠沼海岸駅から歩いてすぐ。

お店は鵠沼海岸駅から徒歩2〜3分。駅近なのでアクセス抜群です。駅の改札(上りホーム側にしか改札がない)を出てまっすぐ進むと商店街に出るので、商店街を北(海と反対方面)に1ブロック進み、グレーの建物のある角を左に曲がるとすぐです。

<img src="shaved ice kugenumakaigan noan.jpg" alt=“かき氷 鵠沼海岸"/>

鵠沼海岸駅前の商店街。

お店は、普通の民家を改造したようなつくりです。まずはレジに並んで注文・お会計をして、お席でかき氷を待つスタイルです。席は2階がメインですが、1階にも仮設スペース的な席があります。私が行った時は2階席が満席で、いったん1階席に座ったのですが、すぐに席が空いたとのことで2階に案内していただけました。

レジの方といい、席に案内してくださった方といい、スタッフさんがテキパキしていてオペレーションに隙がなく某テーマパークを思わせます。いや、ここはもはやかき氷のテーマパークなのかもしれません。土日などの混んでいる時間帯はこれくらいシャキシャキやらないと回せないのかも。

2階席は普通の民家的なお部屋の中に、熱海の喫茶店にありそうな、昭和感ある佇まいの椅子やテーブルが並んでいます。カーテンもレトロっぽいデザインのものが合わせてありました。親戚のおばちゃんの家に遊びに来たような感じの空間です。おばちゃんちに見えるというだけで、キレイにお掃除されるので清潔ですよー。やっぱりナマモノ(と言うのか分かりませんが)を扱う飲食店なので清潔感は大事ですよね。

いい意味で見た目は普通。レトロな日本のかき氷

かき氷は「夏いちご埜庵」(1,070円)を注文。見た目はいい意味で普通の日本のかき氷。台湾や韓国のかき氷みたいにフルーツがガンガン乗っかっている派手なかき氷とは一線を画しています。昔、うちのじいちゃんと一緒に地元の商店街の食堂で食べた「ガラスのお皿に入ったかき氷」を思い出しました。あの時の食堂、何味か聞きもせず勝手にメロンとイチゴが出てきたなぁ、懐かしい(笑)。

埜庵のかき氷のシルエットは普通ですが、シロップの色はちょっと普通じゃない。「いちご味」と言うと、お祭りの縁日のピンクのイチゴシロップほどではなくとも、イチゴジャムみたいな濃い赤のシロップを想像していたのですが、「夏いちご埜庵」のシロップは小学生のころ筆箱に入っていた赤鉛筆みたいな朱色。

よく見るといちごの粒々(種)がたっくさんで、いちごを大量に使ってるのが分かります。

<img src="shaved ice kugenumakaigan noan.jpg" alt=“かき氷 鵠沼海岸"/>

夏いちご埜庵(1,070円)

練乳が別添えで付いてくるので、初めは氷だけで、途中からは練乳をかけていただきました。練乳は3種類(ノーマル、ヨーグルト、ココナッツ)の中から選べます。そのほかにトッピングで白玉や練乳の追加も可能です(確か100円くらい)。

かき氷で冷えちゃったなぁ、という時は、セルフサービスのほうじ茶がポットで用意されています。至れり尽くせりです。お客さんは、意外と男性率高かったです。江ノ島観光帰りとおぼしきカップルもいれば、サーファー風な男性のグループなど。

わが家は父も祖父もかき氷好きなのですが、もしかして世の中にかき氷好き男子は結構多いのかしら?

藤沢駅北口直結!さいか屋藤沢店であの埜庵のかき氷が食べられるイベントが!

鵠沼海岸の埜庵のお店を訪問してから数週間後の2018年7月下旬、8月5日までの期間限定で埜庵が「さいか屋藤沢店」に出店中とのことなので、行ってみました。場所は藤沢駅北口のさいか屋5階、「湘南ライフスタイルフェア」の催し物会場です。

土日に行ったところ20メートルはあろうかという大行列で諦めた経緯があり、訪問が延び延びになってしまいました。

さいか屋限定のスタンプラリー(スタンプカード?)企画を行っていて、かき氷4個食べると1個プレゼント的なお得な内容でしたが、私が行った2018年7月下旬は、すでにスタンプカードの配布が終了していました。

この日は平日の18:00頃行って、10分くらいは並びました。席数がかなり多く、鵠沼海岸のお店の数倍のキャパがありそうです。で、今回食べたのが写真の白桃。

<img src="shaved ice kugenumakaigan noan.jpg" alt=“かき氷 鵠沼海岸"/>
1日150食限定とのことでしたが、この時間でもまだオーダーできました。前回鵠沼のお店で食べた時よりも心なしか多めに練乳が付いて来たような気が?お味は甘さ控えめですが、完全に白桃の味!ネクターとか缶詰の桃とかと違う、日本の桃の味です。

桃と練乳ってそんなに合わなさそうに思っていたのですが、全然アリでした。他にもメロンチャイナやチョコミントなど、珍しいメニューがあって迷ったのですが、白桃で大満足でした。

私の隣の席の女性は、お1人で2杯召し上がっていました。1杯目食べ終わったら、2杯目持って来てもらう。そんな裏技があったのか。これなら溶けずに食べられるね!(お腹チャポンチャポンになるのでマネはできませんが)

注文の流れが一見さんには分かりにくいのでご注意。

注文の際に前後に並んでいたお客さんたちの会話によると、皆々様さいか屋藤沢店出店期間中に複数回来店しているご様子。「ポイントカードが貯まった!」なんて方もいらっしゃいました。どうやらリピーターが多いようです。で、ここのシステムはどうやら、昔懐かしのデパートの食堂方式。

列に並ぶ→注文・お会計→食券を受け取る→店員さんが席へ案内してくれる→店員さんが半券を回収する→店員さんが席までかき氷を持って来てくれるという流れになっていました。

ところが、このシステムについて店内のどこにも書かれていない(少なくとも私は見つけられなかった)。一見さんの私は、さいか屋の店員さんが食券を回収し忘れていることに気付かず、20分くらい席でかき氷を待ち続けることに。

私を担当してくれた店員さんは他の店員さんと話しながら案内してくれたから私の食券のこと忘れちゃったのかなぁ。切ない。私より後に席についたお客さんたちに先にかき氷が運ばれてくる様子を見てようやく食券のことに気付きました(苦笑)なんだかずっと待ってた自分が恥ずかしい。

そんなに混んでいない時間帯でもこのような事態が発生するということは、土日の満席で大行列な時間帯はもっと大変なことになっているのでは?と余計なお世話ですが心配になっちゃいました。

鵠沼海岸の埜庵を訪問した時はあんなに素晴らしいオペレーションだったのに。そしてさいか屋の店員さんも、普段は皆さんよく気がつく方ばかりなのですが。美味しいかき氷を無事にGETする為に、食券は自己責任で必ず回収してもらいましょう。

追記:2020年のさいか屋出店は8月12日から9月1日(8月25日はさいか屋休業日でお休み)だそうです。お盆休み中の朝11時ごろ行ってみたところ、75分待ちの看板が出ていました。お盆休み明けの平日朝10時半ごろは45分待ち。

子連れでそんなに待てないので、2回とも諦めました。週替わりメニューもあるので、リピーターさんも多いのかも?もう少し落ち着いたら(あるいはオープン直後に)再々チャレンジしたいと思います。

<img src="shaved ice kugenumakaigan noan.jpg" alt=“かき氷 鵠沼海岸"/>

2020年さいか屋出店会場の入口には、新型コロナ対策の協力のお願いが掲示されています。

まとめ:週末に観光のついでにぷらっと立ち寄るのは厳しい

とっても美味しい上に、なんだかレトロな気分に浸れる、シアワセなかき氷。また食べたいなぁ、と思うものの、やはり店舗であれデパートであれ、行列がネックです。

週末に遠くから来る方は、鎌倉・江ノ島観光のついでに埜庵に立ち寄るんじゃなく、埜庵に行ったついでに観光するくらいの心構えじゃないと厳しいんじゃないかと思います。

グルメなかき氷は並んででも食べたいくらい魅力的です。でも、子供の頃じいちゃんに連れて行ってもらったみたいな「氷でも食べてくか」ってぷらりと入れるような、町の商店街の食堂のメロンとイチゴのかき氷も、それはそれで貴重な存在だったな。と、埜庵をきっかけに今さらながら懐かしく思い出しています。

ちなみに当時食堂があった場所、今はご年配のレディたちを集めて健康器具を販売するお店になっていました。

このブログでは、埜庵以外にも、鵠沼海岸や江ノ島周辺の飲食店や観光地についても紹介しています。あわせてごらんください。

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