混雑は?お料理は美味しい?子連れOK?
国道134号沿い、江ノ電七里ヶ浜駅から徒歩5分のPacific DRIVE-IN(パシフィックドライブイン)。
オーシャンビューと、ハワイのドライブインっぽいおしゃれな雰囲気で人気です。
ガイドブックにもインスタ映えスポットとしてたびたび取り上げられています。
今回、息子(1歳)を連れて行ってみました。混雑状況や、メニュー、子連れ・赤ちゃん連れ向けのサービスなど詳しくご紹介します。
記事の最後に、姉妹店・パシフィックベーカリーの紹介もあります。
●この記事は2020年夏時点での情報です。(2022年4月に最新情報追記済み!)
テラス席・店内席の混雑状況
今回、7月の平日午後3時前に訪問しました。駐車場は370台もあるので余裕ですが、人気のテラス席は全てのテーブルが埋まっていました。
この日はあいにくの曇り空で、景色もイマイチだったのですが、それでも夏場は大繁盛です。
例年のペースですと、梅雨明けぐらいからどんどんお客さんが増えていきます。
ちなみに、七里ヶ浜の海は、天気が良いと「エメラルドグリーン」とまでは言えませんが、けっこうキレイな色になります。
テラス席には屋根やパラソルがありますが、テラス席全体をカバー出来てないです。
上空をトンビ達がガンガン旋回していますし、ハトも近づいて来るので、テラス席を利用する場合は鳥類にご注意を!
私は落ち着いて食べたい派なので、今回はテラス席ではなく、店内席を利用しました。店内席は、平日であればそこそこ空席があり、比較的すぐに座れます。
「店内席」と「テラス席&テイクアウト」とでオーダーの窓口が分かれています。
・テラス席&テイクアウト 入口の右手にある窓口で注文と支払いをして、呼び出し音が鳴ったら取りに行く、フードコート方式。食器は使い捨てタイプ。食後はセルフでゴミ箱へお片付け。
・店内席 テーブルに案内してもらい、メニューを見てオーダー内容を決めてから、店内のカウンターで注文と支払い。料理はスタッフさんが運んでくれる。食器は使い捨てではない普通のお皿。片付けもスタッフさんがやってくれる。
オーダー後は、店内席・テラス席の変更は出来ません。
「テラス席が満席だったから店内席にしたけど、後でテラス席に空席が出たから席を移動する」はNGです。
店内入って左の棚では、パシフィックドライブインのロゴをあしらったオリジナルグッズが販売されています。
オリジナルのステッカーやポーチ、Tシャツなどがありました。
ベビーカーはテーブルに横付け可。子供用のイスもあり。
・ベビーカーは店内で利用可能。
・子供用のイス(ハイチェア)あり。(ベルトはイスによって有ったり無かったり)
・子供用の取り皿あり。
・キッズメニュー無し。子供とシェアできそうなメニューはあります(バターミルクパンケーキ(1,200円)やフレンチフライ(550円)など)。詳しいメニューは公式HPで写真付きで確認できます。
・店内のトイレにオムツ交換台無し。最寄りの七里ヶ浜駅にもオムツ交換台はありません。江ノ電の一部の駅(藤沢、江ノ島、極楽寺、長谷、鎌倉)にはオムツ交換台があります。
客層は、20代くらいのカップルや女性のグループが多いですが、それより上の年齢層のお客さんもたくさんいました。テラス席はわんこ連れの方もいます。
子連れウエルカムな雰囲気で、息子はスタッフの若いお姉さんたちに声を掛けてもらえて終始嬉しそうにしていました。
クチコミサイトの情報を見るに、接客がイマイチといったコメントが結構あるようでした。
思うに、スタッフさんが気が利かないとか感じ悪いとかではなく、お店のキャパに対してお客さんが集まり過ぎで、手一杯なのでしょう。皆さんめっちゃ忙しそう・・・
店内で渡されるメニューには載っていないけど、スコーンがオススメ
この日は食事ではなくお茶だったので、お目当ては、京都の「NAKAMURA GENERAL STORE」監修の絶品スコーン。
七里ヶ浜駅から徒歩15分くらいのところにある系列店「Pacific BAKERY(パシフィック ベーカリー)」でも購入できます。
パシフィックベーカリーについてはこの記事のラストに詳しく紹介しています。
スコーンはブルーベリー、バナナ、パイナップルの3種類(330円)。
シグネチャーメニューはブルーベリーですが、味の想像がつかないパイナップルの方が気になったのでそちらとアイスコーヒー(450円)を注文。
スコーンは形がペタッとしています。表面にアイシング(グレーズ)が塗られており、かなりアメリカンな見た目です。
実際は、見た目ほど甘くなく、クリームチーズがところどころ登場し、味に変化があるのが楽しかったです。1個丸ごとパクパク食べられました。
持ち帰り用も買っとけば良かったな・・・
その他のフードメニューは、ハワイアンフードのプレートランチや丼モノです。
AM11時までは朝食メニュー(ドリンクとセットで1,100円〜)もあります。結構ボリューミーでお得感があり、ブランチにも良さそう。
クチコミでは「お料理があんまり・・・」とのコメントもありましたが、個人的には「ちょっと味濃いかな」とは思うものの、まずいとは思わなかったです。アメリカのドライブインのご飯よりよっぽど美味しい。
(ホットコーヒーは酸っぱいのであまりおすすめ出来ません・・・ホテルのバイキングで長時間保温してるコーヒーの味。)
Pacific DRIVE-INへのアクセス〜駐車場や電車(江ノ電)について
・車での来店の場合、1,000円以上購入で駐車場1時間無料。(休日でお店の待ち時間が長い時は、1時間じゃ足りないかも)
・公共交通機関の場合、最寄駅は江ノ電の七里ヶ浜駅。(駅からPacific-DRIVE-INの店舗入口まで徒歩7~8分程度。)
江ノ電は、休日(特に昼間)は観光客で混雑しています。七里ヶ浜駅から乗るときは、ベビーカーを畳む覚悟をしておいたほうが無難です。
平日も、朝夕は沿線の高校の登下校ラッシュで混雑するので油断できません。
七里ヶ浜駅は、ホームへ出入りするのに階段があります。少ない段数なので、頑張れば女性ひとりでもベビーカーを上げ下ろし出来ます。
周辺の環境について〜ビーチには出られる?
海を見ると、波打ち際に立ちたくなるのが人間の本能ですよね。
七里ヶ浜は、砂浜がそんなにきれいではないので、子供を遊ばせるのには向いていません。
一応、駐車場脇の横断歩道(行合橋交差点)のそばにある階段を降りて、浜に出ることができます(階段が急なので、赤ちゃん連れには厳しめです)。
すぐそばにあるセブンイレブンで、砂遊び用のバケツやスコップ、ビーチサンダルなど販売しています。オムツや、湘南土産も買えます。
姉妹店「Pacific BAKERY(パシフィック ベーカリー)」について
パシフィックドライブインの系列店「パシフィックベーカリー」は、七里ガ浜の住宅街の中にあります。
七里ヶ浜駅から約900m、パシフィックドライブイン からは約700m。近くにはカレーで有名な珊瑚礁本店があります。
七里ヶ浜駅から歩いて行けますが、高台の上にあるので坂道が少々キツいです。マスクして、ベビーカー押して登ったら、息が上がりました。
パシフィックドライブイン の目の前の踏切を越えて、「七高通り」を登って行けばたどり着けます。
「七高通り」は高台から海に向かって一直線に降りてくる坂道で、絶景ポイントとして有名です。
パシフィックベーカリーの向かいには、西友やドラッグストアのココカラファインがあり、そこの駐車場が30分無料、20分ごと100円です。(西友・ココカラファインで買い物をすれば無料時間が延長となります。)
店内は、パンのショーケースと小さなイートインのカウンターがあるのみ。とても小さなお店です。
入口にちょっとだけ段差がありますが、ベビーカーで入店可能でした。
新型コロナ対策で、一度に2名までしか入店できません。私が行ったのは平日の午前中でしたが、4人待ちの行列ができていました。
パシフィックドライブイン で提供しているスコーンの他に、ベーグル、あんぱん、カレーパン、マラサダ、ハンバーガーなど、様々な種類のパンが並んでいます。見ているだけで幸せ。
コーヒーや紅茶などのテイクアウトもあります(Sサイズ330円)。イートインスペース(コロナで休止中)があるほか、店の前のプロムナードのベンチで飲食可能です。
オリジナルのショッピングバッグ(1,200円)も販売しています。マチ付き舟形のトートバッグで、A4が横向きに入る絶妙なサイズ。
水色のロゴが海辺の街にぴったりで可愛かったので、衝動買いしちゃいました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。七里ヶ浜周辺には、他にもお洒落なカフェや、オーシャンビューのレストランなど、素敵なお店がたくさんあります。
夏だけでなく、空気が澄んで富士山が見渡せる秋・冬もオススメです。
●七里ヶ浜駅・稲村ヶ崎駅の人気・有名店のまとめ記事もどうぞ↓行列店の「ヨリドコロ」や「アマルフィイカフェ」なども紹介しています。