湘南・鎌倉観光

スターバックスコーヒー鎌倉御成町店を子連れで利用してみた〜鎌倉で少し特別なスタバ体験!

鎌倉駅から徒歩5分、いつもと少し違うスタバ体験ができる、リージョナルランドマークストア

全国に25店舗ある、スタバのリージョナルランドマークストアのひとつ、鎌倉御成町店。

鎌倉市役所の目の前、漫画家・横山隆一氏の邸宅跡地にあります。お店の建物自体は新しく建てられたものですが、横山氏が生前愛した庭の藤棚やプールが残されており、ガイドブック等に度々取り上げられる鎌倉の人気スポット。今回、1歳の息子を連れて利用してみました。

※スターバックスコーヒー鎌倉御成町店のお隣にあるレストラン、ガーデンハウス(GARDEN HOUSE)については、別の記事で詳しく紹介しています。こちらも横山隆一氏の自宅跡地(アトリエとして使われていた建物)です。

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スターバックスコーヒー鎌倉御成町店外観。

ベビーカーで入店可能、オムツ交換台あり!

ベビーカーで入店可能。席にもよりますが、ベビーカーを開いた状態でテーブルに横付け出来ます。店内のトイレにはオムツ交換台が設置されています。座席同士の間隔が狭いので、店内の通路をベビーカーで移動するにはちょっと窮屈です。うちのベビーカーは幅45センチで、よくある標準的なサイズですが、それでもやっと通れるくらいでした。

ここの店舗には、「スタバの中でもちょっと意識高い系の店」というイメージを勝手に抱いていたので、子連れで入りづらい雰囲気だと嫌だなぁと心配していたのですが、レジの方が「お越しいただきありがとうございます」と気さくに声をかけてくださり、ちょっと安心しました。

ちなみに、お店の目の前にある鎌倉市役所1階に授乳室があります。こちらについては別の記事鎌倉駅・鶴岡八幡宮周辺の授乳室・オムツ交換できる場所をまとめて紹介にて詳しく紹介しています。(新型コロナウイルスの感染対策で、授乳室の利用が中止されることもあるのでご注意ください。)

店内の様子〜混雑状況や店内の雰囲気など

今回、平日の朝10時前に訪問しましたが、ほぼ満席状態でした。店舗の奥にスターバックスリザーブのカウンターがあり、そこのカウンター席には空きがありました。

しばらくして、テラス席が空いたのでそちらへ座ることに。注文をするレジの順番待ちはありませんでした。午前中なので観光客風のお客さんは少なく、PCで作業する人や勉強する人など、1人で来ている方が多かったです。

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店内席の様子。奥にはスターバックスリザーブのカウンターがある。

他のスタバ同様、新型コロナウイルス対策で席の間引きを行なっています。ただ、使用できない席には「こちらの席のご利用はご遠慮ください」と書かれたボードが置いてあるだけなので、3〜4人組のお客さんが、テーブルをくっつけるためにボードを他のテーブルへ移動させ、そのまま帰ってしまい、2席連続で使用不可になっていたり、逆に隣合う席が使用できる状態になっていたりと、若干荒れていました。

地域の特性を活かしたリージョナルランドマークストアということで、何か鎌倉オリジナルグッズなどが販売されているのかな?と探してみましたが、特にそういった商品はありませんでした。外国人観光客向けの和風のアイテムはありました。

また、こちらの店舗は神奈川県内に現在4店舗しかない「スターバックスリザーブ」の販売店舗で、希少なコーヒー豆を購入したり、店内で味わったりすることができます。

テラス席では、日本家屋の縁側に座っているような感覚で、庭の景色を楽しむことができます(※庭に降りることはできません)。テラス席でも、ベビーカーをテーブルに横付けできました。テラス席と店内席の間はガラス戸で仕切られており、テラス席はノーエアコンです。

私が訪問したのは8月上旬の午前中で、そんなに蒸し暑くはなかったですし、屋根があるので日陰になっていました。ただ、夏場に子連れで利用する際はハンディタイプの扇風機があれば、より快適に過ごせそうです。

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手作りの庭の植物マップ。次回の訪問時期の参考になりそう。

庭の花は咲いていませんでしたが、プールの水色に木々のグリーンが映え、とても絵になる景色でした。

店内にあるスタッフさん手作りの庭の植物マップによると、夏から秋にかけて咲くムクゲが植えられているようなので、もしかしたら見落としていたかもしれません。桜や藤の季節にまた来てみたいなぁ。

そもそも漫画家・横山隆一氏とは?「フクちゃん」って、どんな漫画?

この場所に居を構えていた横山隆一氏は、1909年生まれ。サザエさんの長谷川町子氏とちょうど同時代に新聞や雑誌などへの連載で活躍した漫画家です。主に4コマ漫画や、1コマ漫画を得意としており、2001年に92歳で亡くなるまで創作を続けました。

観光ガイドには「フクちゃんで知られる漫画家」としか説明されていないので、もうちょっと詳しく調べてみました。

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鎌倉駅地下通路の壁画「鎌倉カーニバル」。横山氏が81歳の頃の作品。

『百馬鹿傑作選プラスフクちゃん』(実業之日本社)によると、横山氏が鎌倉に暮らした当時は、文壇と漫画壇(っていうのかな?)の交流が盛んで、横山邸は漫画家のみならず、鎌倉文士たちが交流するサロン、文化の中心地的な存在でした。

石原元都知事も横山氏と交流があった作家の1人で、横山氏の生前のエピソードとして、石原氏が議員在任中にご無沙汰になってしまったことで横山邸に行きかねていたところ、横山氏から「いつでも来なよ、来るなら突然おいで。いいかい、物なんて持って来るなよ、何か持って来ようとすると来るのに余計な時間がかかるからさ。」と言ってもらえたと語っています。

漫画の才能はさることながら、人々から慕われる、とても温かい人柄だったそうです。

横山氏は高知県の出身で(同じく高知出身のやなせたかし氏は中学校の後輩にあたる)、高知市には「横山隆一記念まんが館」があります。鎌倉の自宅にあったアトリエなどは、こちらに再現されています。

横山氏の作品や大切にした品々は故郷の高知へ、そして鎌倉の自宅があった場所は、こうして生まれ変わりを経ても人々が集う空間であり続けているわけで、なんとも素敵なストーリーです。

横山氏の代表作「フクちゃん」は、戦前から1971年にかけて新聞で通算5,534回連載された4コマ漫画。フクちゃん(本名:福山福一)は5歳くらいの男の子。大きな学生帽をかぶり、お腹ポッコリのかわいい幼児体型で、おじいさん(正確には伯父さん。フクちゃんを養子に迎えた)と一緒に暮らしています。

私は「フクちゃんが子供らしいほのぼのエピソードを連発する癒し系ストーリー」を想像していたのですが、実際はそれよりも「そういえば、私も子供のころ、そんな風に思ってたわ!」と、読者が自分の子供時代を思い出して共感したり、今の自分を省みたりさせる内容だと感じました。

フクちゃんは、「大人から見たかわいい子供像」ではなく「大人に子供の視点を思い出させて、ハッとさせる存在」のような気がします。スターバックスコーヒー鎌倉御成町店には、フクちゃんの原画が一部、展示されています。

おわりに

「わざわざ鎌倉まで来たのにスタバかよ」と思う方も多いかとは思いますが、ただお庭の景色を楽しむだけでなく、この地に生きた横山隆一氏のストーリーに思いを巡らせると、とても興味深い場所です。

ついでに立ち寄るお買い物スポットとして、鎌倉駅西口からスターバックスコーヒー鎌倉御成町店へ向かう途中にある高級スーパー「紀伊国屋 鎌倉店」がおすすめです。

「わざわざ鎌倉まで来たのに紀伊国屋かよ」と思うことなかれ。紀伊国屋と言えば、オリジナルのエコバッグが人気で、これを愛用する鎌倉マダムも多いのですが、こちらの店舗では江ノ電などをあしらった鎌倉店限定デザインのバッグが販売されています。お店のスタッフさんや地元のお客さんたち(おじいちゃん・おばあちゃん率高め)も子連れに優しくフレンドリーです。

今回紹介したお店の他に、鎌倉駅周辺の子連れで利用しやすい、オムツ交換台があるカフェについて鎌倉・鳩サブレーの豊島屋カフェ全3店舗を比較!子連れで利用してみましたで紹介しています。あわせてごらんください。

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