湘南・鎌倉のホテル 鎌倉のホテル

鎌倉プリンスホテルに子連れ・赤ちゃん連れで宿泊してみた

とにかく景色が最高!子連れ鎌倉観光の拠点にピッタリな、駅近・海近のリゾートホテル

古都・鎌倉の旅は朝が勝負。

お寺や神社など、早朝から入れる観光スポットが多い鎌倉では、朝9〜10時に観光をスタート出来れば、あじさい・紅葉シーズンなどの混雑期でも比較的快適に街歩きが楽しめます。

ならばいっそのこと、鎌倉に泊まっちゃえばいい!

というわけで、ファミリー層に人気で子連れに優しいと評判の「鎌倉プリンスホテル」に親子4人(私・夫・長男2歳・次男0歳)で宿泊してきました。

江ノ電七里ヶ浜駅から近い、全室オーシャンビューのリゾートホテルです。

4階建、全97室とこじんまりしており、ハワイの離島のホテルに来たかのような気分を味わえます。

江ノ島へのアクセスも良いので、鎌倉だけでなく、えのすい(新江ノ島水族館)の観光にも便利!

子連れ・ベビー連れ向けのサービス、レストランや周辺環境など、小さな子供連れでの鎌倉旅に役立つ情報を、地元民目線で詳しく正直にリポートします。

●この記事は2021年秋時点の情報です。

●鎌倉旅行の前泊・後泊ホテルをお探しなら、横浜のベイエリアもおすすめです。JR桜木町駅とか便利ですよ〜!

横浜ベイエリア子連れおすすめホテルまとめ

鎌倉駅から電車で14分の好立地、周辺には人気・有名レストランも。

鎌倉プリンスホテルの最寄駅は七里ヶ浜駅。鎌倉駅から江ノ電で14分です。

(鎌倉駅周辺にもホテルはありますが、ファミリー層向けのホテルは少ないです。)

七里ヶ浜駅からは無料の直通シャトルバスがあるほか、七里ヶ浜駅から500mほど歩いた所にある宴会棟(バンケットホール七里ヶ浜)から斜行エレベーターで楽々アクセス可能です。

車の場合は、ホテル正面の駐車場が1泊1,000円です。

鎌倉駅からタクシーを利用する場合は所要時間15〜20分程度。

鎌倉の道路は渋滞しがちなので、車での移動は時間に余裕を持っておいたほうが良いです。

ホテル周辺には、湘南・鎌倉のガイドブックに必ずと言っていいほど掲載されている、お洒落なレストランがたくさんあります。

Pacific DRIVE-INやbills、アマルフィイは、子供用のハイチェアがあり、小さな子供連れでも利用しやすいのでオススメです。

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パシフィックドライブイン 。鎌倉プリンスホテルから徒歩でアクセス可能。

七里ヶ浜駅のすぐそばにはコンビニ(セブンイレブン)があります。

また、ホテルから約500mの場所にドラッグストアのココカラファインがあり、ベビー用品や離乳食などが足りないときに駆け込めるので便利です。

ホテル最寄りのビーチ(七里ヶ浜)は、サーフィンのポイントとして有名ですが、海水浴は出来ません。

砂遊びにもあまり適してないので、浜辺で小さな子供を遊ばせるなら江ノ電長谷駅から歩いて行ける由比ヶ浜が良いです。キレイな桜貝が拾えます。

ホテル内には授乳室はありません。

今回私たちは、チェックイン前にホテル内のレストランで食事する予定があり、早めにホテルに到着したのですが、フロントに相談すると空いているお部屋を授乳用に貸していただけました。

江ノ島や富士山を見渡せるお部屋。子連れには広さ重視の33㎡タイプがおすすめ。

客室は33㎡、28㎡、27㎡のタイプがあります。

今回は広さ重視で33㎡の部屋(ツインルームA)に宿泊しました。

料金は、楽天トラベルから予約して、34,910円でした。平日1泊2食(朝・夕)、大人2名幼児2名(食事・ベッドなし)、館内利用券5,000円付き(楽天トラベルをチェックする)。

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ツインルームA。奥のソファをエキストラベッドとして利用すれば、大人3人まで宿泊可能。

ベッド2台をくっつけて配置してあるハリウッドツインのお部屋(27㎡)も気になりましたが、結果的にわが家のような小さな子供連れにはツインルームAのほうが断然使いやすいと思いました。

ツインルームAには最大で大人3名が泊まれます。

ちょっと幅が広めのシングルベッドが2台あるほか、3名利用の場合は部屋の奥のソファベッドをエキストラベッドとして利用します。

わが家は0歳児連れなので、ベビーベッド(無料)をお借りしました。

赤ちゃんが柵で頭をぶつけないよう、バスタオルを使って丁寧にベッドメイクされていました。

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完璧にベッドメイクされたベビーベッド。掛け布団はやや年代物。

室内には、角が尖った家具などは特に無いので、上の子(2歳)がちょろちょろ動き回っても大丈夫でした。

ただ、ティーセットや電気ポットが置かれている棚がせまかったので、グラスなどが子供にイタズラされないよう気を遣いました。お茶を入れたり粉ミルクを調乳したりする時にも不便を感じました。

バスルームはバスタブの他にシャワーブースもあり、かなり広くて使いやすかったです。

(28・27㎡のお部屋はシャワーブースが無く、バスルーム自体がせまいです)

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ツインルームAのバスルーム。湯船とは別にシャワーブースもあり、広くて使いやすい。

ヘアドライヤーが2台あり、1台はショボショボでしたが、もう1台は及第点でした。なぜ2台設置されているのか謎。

アメニティは歯ブラシ等のほか、化粧水・乳液・メイク落としのセットもありました。

それぞれ1回分しか入って無いので、夜と翌朝の2回使うには足りない・・・

セーフティボックス(金庫)は、暗証番号を素早く設定しないとロックが掛かってしまう仕様でした。利用する際には注意が必要です。

全館一括空調なので、客室のエアコンの温度を自由に設定できません。特に夏場は冷房対策で上から羽織れる服を持っておいたほうが良いかも。

古い建物ですが、2012年にリニューアルされており、お掃除も行き届いているので建物の中は全体的にとてもキレイです。

今回宿泊したお部屋は3階でしたが、ホテル正面玄関やロビーも同じ3階にあり、実質3階が1階みたいな構造になっています。

部屋の窓の外には屋外プール、その先に海と江ノ島、天気が良ければ富士山も見えます。

目の前にプールがあるお部屋って、海外のビーチリゾートみたいでなかなか良いなと思いました。夏にまた改めて来たい!

今回の旅に同行したわが家のじじ・ばばが4階の27㎡のハリウッドツインタイプのお部屋に宿泊していたので、4階からの眺めもチェックして来ました。

4階はプールに遮られることなく海・江ノ島・富士山をしっかり拝めるナイスビュー。

じじ・ばばには「富士山が真正面に見える!」と大好評でした。

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3階からの眺め。プール越しの江ノ島&富士山ビュー。

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4階からの眺め。江ノ島と富士山がしっかり見える。

28㎡のお部屋(ツインルームB)は、ホテルの1〜2階に位置しています。

眺望は富士山&江ノ島ビューではありませんが、オーシャンビューです。天気が良ければ伊豆大島が見えます。

ホテル内には和・洋2軒のレストランあり。子連れでも利用しやすい雰囲気。

今回は夕・朝食付きの宿泊プランだったため、夕食と朝食は2階の洋食レストラン「ル・トリアノン」でいただきました。

また、宿泊プランには含まれていませんでしたが、ランチタイムに日本食レストランの「御曹司 きよやす邸」を利用しました。

両店とも、大きな窓から海を見下ろす絶景です。

※ホテル3階に「ラウンジ あじさい」(カフェ・ラウンジ・バー)がありますが、営業休止中でした。喫茶やアフタヌーンティーセットは「ル・トリアノン」で利用できます。

※ルームサービス(インルームダイニング)はありません。

洋食レストラン「ル・トリアノン」〜幼児・赤ちゃん連れで、フレンチのコース料理が楽しめる!朝食も美味しい

ル・トリアノンでのディナーは軽めのコースの「プラージュ」。

軽めといっても、お肉とお魚、両方のお料理が食べられて、デザートも量がたっぷりだったので十分お腹いっぱいになりました。

お肉料理(牛ロースのポワレ)はプラス500円でフィレ肉に変更可能。価格設定が絶妙だ。

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ル・トリアノン店内。ディナータイムは照明が薄暗くなる。

「小さな子供を連れてホテルでフレンチって、かなり難易度が高いのでは?」と心配していましたが、下記のとおり子連れに心強いサービスが充実していたので意外と余裕でした。

●子供用のメニューあり。セットメニューのほか、アラカルトでハンバーグやミートソーススパゲッティ、フライドポテトなどが注文可能。

●子供用のカトラリー、プラスチック製のコップや取り皿あり。

●子供用のハイチェア(ホールドベルト無し)が利用できるほか、壁側にはソファ席も。各テーブルごとのスペースが広めで、ベビーカーのテーブル横付けも可能。

翌朝の朝食会場も同じレストランでした。

夜は照明が薄暗く、窓の外の景色も見えませんでしたが、朝は大きな窓から朝日が心地良く差し込むなか、相模湾を一望できました。

伊豆大島ビューの絶景です。

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朝食会場からの眺め。南国のビーチリゾートのような開放感。

朝食は、オムレツやサラダ、フルーツ、鎌倉ハムなどが載った基本のプレート2皿が配膳されるほか、ドリンク(コーヒー、紅茶、ジュース、牛乳など)、パン・ご飯、和食の小鉢(辛子明太子や焼鮭、しらすなど)はビュッフェ方式での提供でした。

ビュッフェのお料理はスタッフさんが盛り付けてくれます。

ビュッフェコーナーには「エアログローブ ディスペンサー」なるマシンが設置されていました。

エアーで手袋を膨らませてくれるので、手をスライドさせるだけで、手袋がスポッとはめられます。

長男(2歳)には幼児用の朝食(税込860円)をオーダーしました。

内容は大人の基本のプレートとほぼ同じでしたが、サラダがありませんでした。

幼児はビュッフェのお料理やドリンクを無料で利用できるので、もう少し小さなお子さんの場合は幼児朝食をわざわざオーダーしなくても十分かも。

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和食レストラン「御曹司 きよやす邸」〜会席だけでなく気軽なランチ利用もOK

チェックイン当日のランチはホテル内の和食レストラン、御曹司 きよやす邸でいただきました。

ホテル本館とは別の建物です(正面玄関出て徒歩数10秒)。

子連れOK、全席オーシャンビューで、江ノ島を眺めながら食事を楽しめます。

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御曹司 きよやす邸の店内。高台からの江ノ島ビューが楽しめる。

●子供用のカトラリー、プラスチック製の取り皿あり。

●子供用のハイチェア(ホールドベルト無し)が利用できるほか、席によってはベビーカーのテーブル横付けも可能。

公式ホームページやぐるなびを見るに「法事やお祝い事向けのお店なのかな?」という印象でしたが、ランチタイムのテーブル席はカジュアルなお食事を楽しむお客さんで賑わっており、想像していたよりも気軽に利用できる雰囲気でした。

メニューも蕎麦と丼のセットなど、ややガッツリ系路線。ホテル内のゴルフ場のお客さんの利用が多いのかもしれません。

今回は「蕎麦ステーキ丼御膳」(2,200円)をオーダーしました。

切り落としステーキ丼とざるそば、サラダ、赤出汁のセットです。

お肉とご飯たっぷり、さらにお蕎麦まで付いているので食べ応えがあります。

鉄板焼のお店だけあって、ステーキは「切り落とし」でもしっかり美味しいお肉でした。

席によっては、テーブル同士の間隔がやや狭いので、ベビーカーを店内で利用したい場合は、事前にお店に問い合わせたほうが良いかも。

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売店は鎌倉みやげの品揃えが豊富。営業時間に注意。

3階(ロビー階)には売店があります。

鎌倉の銘菓や、プリンスホテルグッズ、江ノ電グッズなど、お土産の品揃えが充実しています。

地元で人気の三日月堂 花仙のどら焼きも取り扱っています。

三日月堂 花仙は「わざわざお店に買いに行くのはちょっと面倒だな〜」という場所にあるので、これがホテルで買えるのはとっても嬉しい!

おみやげの他に、ドリンク類やミネラルウォーター、お菓子、アイスクリーム、肌着なども販売しています。オムツなどのベビー用品はありませんでした。

18時以降の売店のお会計は、ルームチャージになります。そのため、夕方18時から朝9時のあいだは館内利用券が使えません。

プールは宿泊客も有料、例年7〜9月頃の営業

相模湾を一望できる屋外プール(25mプールとジャグジー)があります。

以前は宿泊しなくてもビジター利用できるランチプラン等がありましたが、2022年は宿泊客とパスポート購入者限定となっています。

料金は大人1,000円、子供は無料。デッキチェアを利用する場合は別途料金がかかります。

オムツが取れていない子供は、水遊び用オムツの上に水着を着用すれば利用可能です。

プールの営業は7〜9月頃。

鎌倉は、夏は基本的に観光のオフシーズンですが、鎌倉プリンスホテルはプールが開いている夏季は宿泊料金がグンとお高くなります。

2022年7月の3連休の宿泊料金(公式)は、大人2名1泊朝食(ツインルームB)で税込6万円超でした。

※プールは屋外のみです。インドアプールやフィットネスジムはありません。

鎌倉プリンスホテルをお得に利用できる方法

ホテルの公式サイトから宿泊やレストランを予約する場合、SEIBU PRINCE CLUB(西武プリンスクラブ)の会員であれば割引が受けられます。

入会金や年会費は無料です。

たとえば、上記で紹介した洋食レストラン「ル・トリアノン」のディナーコースの「プラージュ」は通常6,000円ですが、SEIBU PRINCE CLUB会員向けのプランで予約すれば5,600円と、とってもお得です。

おわりに

関東各地から鎌倉に遊びに行く場合、日帰りだったり、横浜に宿泊したり、という方が多いかと思います。

でも、幼児や赤ちゃんを連れての鎌倉旅なら、混雑を避けてゆったりと楽しめる「鎌倉に泊まっちゃう」パターンが断然オススメです!

ホテル内のレストランで会食が可能、時期によっては七五三向けのプランなどもあるので、観光だけでなく鶴岡八幡宮にお宮お参りする時にも使えます。

鶴岡八幡宮

このブログでは、鎌倉・江ノ島・横浜の子連れお出かけ情報を多数紹介しています。

湘南に暮らす2児のママが、実体験をもとに在住者目線で詳しく(しつこく)解説していますので、ぜひごらんください。

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