江ノ島周辺の飲食店

とびっちょ江の島本店を子連れで利用してみた〜江ノ島の超人気海鮮・しらす丼屋さん

江ノ島でしらす丼と言えばココ!有名店「とびっちょ」

湘南の定番グルメと言えばやっぱり「しらす丼」。江ノ島の「とびっちょ」は、ガイドブック等で毎度大きく取り上げられている有名店です。江ノ島の島内には「江の島本店」、「江の島弁財天仲見世通り店」、「cafeとびっちょ」の3店舗があります。

今回は長男(1歳)を連れて、親子3人で「江の島本店」を夕食で利用。我が家は湘南に移り住んで何年も経つのですが、島内のとびっちょで食事するのはこれが初めてです。人気店なので「今度空いている時に行こう」と思っているうちに何年も経ってしまいました。

今回実際に利用してみて気付いた、子連れでの利用しやすさや混雑状況など、あれこれレビューします。●この記事は2020年8月時点での情報です。

ベビーカーは1階で預けて2階席へ。子供用の椅子や食器あり。

江の島本店の場所は、江の島大橋・弁天橋を渡って左手(ヨットハーバー方面)に約150メートル歩いたところです(橋を渡って青銅の鳥居をくぐったところにあるのは本店ではなく「江の島弁財天仲見世通り店」)。

江の島本店は1階がカウンター席、2階がテーブル席です。エレベーターは無く、ベビーカーは1階で預かってもらえます。子供用の椅子(ハイチェア)もあります

ハイチェアをお借りしたものの、1歳になったばかりのうちの息子にはちょっと大き過ぎたのか、スルスルと抜け出してしまったので、ハイチェアはあきらめ、持参したチェアベルトを大人用の椅子に装着して食事しました。

<img src="tobiccho with kids.jpg" alt=“とびっちょ 子連れ"/>

用意していただいた子供用の椅子。1歳になったばかりの息子にはちょっと大きかった。

子供用の取り皿やカトラリーもあります。釜揚げしらすは小さな子供でも食べられるので、取り分けて食べるのにちょうど良いです。また、お子様ランチ(税抜790円)は舟盛り風の盛り付けがすごくカワイイので、息子がもう少し成長したら食べさせてあげたいと思いました。メニューは公式サイトで写真付きで確認できます。

店内のトイレにオムツ交換台はありませんが、トイレのドアに「オムツ交換はスタッフへお声掛けください」と書いており、オムツ替え用のスペースを貸していただけるようです。

一応、近隣では江の島大橋・弁天橋のたもとのトイレにオムツ交換台があります。島内のパブリックトイレはオリンピックに向けてリニューアルされたばかりなのでどこも設備が新しくてキレイです。海辺なので床が砂だらけなのが残念ですが・・・

休日のご飯どきは順番待ちが発生、事前予約がオススメ。

とびっちょは、周辺の他の飲食店に空席がある時でも順番待ちが発生しています。私たちは土曜日の夜7時頃訪問。この時は6組待ちで、入店まで約20分かかりました。

夜の江ノ島は、昼間に比べて客足がだいぶ減るので、もっと空いていると思ったのですが意外でした。

公式サイトによると「2〜3時間待ちはよくある」とのことなので、これでも新型コロナ流行以前より減っているようです。お店の前に椅子があるので、座って待つことができます。店頭でサザエやハマグリ焼きを買って、待ちながら食べることも可能。

順番待ちにはのEPARK(ショッピングモールのレストランなどにあるアレです)が導入されているので、行列に並ぶ必要はありません。順番待ちのお客で店頭がゴチャゴチャ混み合うこともないので、20分待ちでもそんなに苦にはなりませんでした。新型コロナ対策の面からも、密にならないので安心感があります。

ランチ・ディナー問わず、電話もしくはネット(これもEPARK)で優先順番予約ができるので、事前に予定が分かっている時は、予約してから来店したほうが良さそうです。

順番が来ると、若いスタッフさんが、「ベビーカーは1階で預かりますね、お席にはお子様用の椅子を用意してます」と、テキパキ仕切って案内してくれました。子連れ客の対応には慣れているようで、とても頼もしいです。入店時の手の消毒の声かけも徹底していました。

でっかいお碗に盛られた海鮮丼は迫力満点!タマゴは生か温玉が選べる。

今回は、「釜揚げしらす丼(税抜980円)」「三崎マグロしらす丼(税抜1,590円)」「究極の焼きはまぐり(税抜800円)」をいただきました。

丼の上に載せるタマゴは、生か温泉卵か選択可能。タマゴは別添えなので子供に取り分けやすくて助かります。三崎マグロしらす丼のしらすは、生か釜揚げか選ぶことが出来ました。

とびっちょと言えば、直径20センチ越えのでっかいお碗。ご飯の量も多く、夫も私も満腹になりました。ただ、巨大なお碗の上に海鮮がびっしり載っているのではなく、野菜(千切り大根・人参・レタス)もたっぷりと載っているので、お碗の大きさの割に海鮮の量は普通です。

しらすの直売店に行けばしらす丼2杯分相当の釜揚げしらすが600円くらいで買えるので、とびっちょに限ったことではありませんが、外食で食べるしらす丼には割高感を感じてしまいます。

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三崎マグロしらす丼(税抜1,590円)。三浦と江ノ島の名物を同時に楽しめる。

「究極の焼きはまぐり(税抜800円)」は、ひとくちでは食べきれないサイズの大きなハマグリが1個、どーんっと出てきました。味付けは醤油かガーリックか選べます。

貝好きの夫曰く、「美味しいけれど、これが究極かどうかは分からない。800円はちょっと高いかな。」だそうです。

釜揚げしらすは、1匹1匹がすごく小さく、もこもこフワッフワで柔らかいです。とびっちょの釜揚げしらすは主に静岡県で水揚げされたものを使用しているそうです。「湘南のしらすじゃないんかい!」とちょっとは思いましたが、品質が良くて美味しいならそれが一番です。

三崎マグロも柔らかくて、赤身も全くスジっぽさがなく美味しかったです。「三崎マグロしらす丼」は江ノ島で湘南と三浦の名物をいっぺんに堪能できるので、なかなかニクい組み合わせだと思いました。駿河湾の釜揚げしらすだけどね。

店内の雰囲気は「ザ・食堂」。オシャレ感や眺望を求めるなら他のお店に行ったほうが良いかも?

店内2階の雰囲気は、田舎の「道の駅」のレストランのような感じ。「ザ・食堂」です。景色も窓から少し見えるだけなので「江ノ島来たよ〜!」という雰囲気の中で海鮮を食べたいのであれば、島の上のほうにある見晴らしの良いお店をチョイスしたほうが良いかもしれません。

ただ、江ノ島のてっぺんまで行くと、上りはエスカーがありますが、下りは階段なので、子連れで行くのはなかなか骨が折れます。江ノ島の島内のお店にこだわらないのであれば、片瀬江ノ島の「江ノ島小屋」もテラス席があります。

とはいえ、とびっちょの店内は明るくて清潔感がありますし、2階席は程よく間仕切りがされてあるので、落ち着いて食事ができます。注文から提供までがかなり早いのも子連れには助かります。テーブル同士の間隔がある程度取れていたので、食事中のソーシャルディスタンスの確保も大丈夫そうです。

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店内(2階席)の様子。

まとめ

冒頭でもお伝えしたとおり、とびっちょは今回紹介した江の島本店のほか、「江の島弁財天仲見世通り店」と「Cafeとびっちょ」があります。「江の島弁財天仲見世通り店」は、仲見世通りの青銅の鳥居をくぐってすぐ、江の島アイランドスパ(えのスパ)の出入口の隣にあります。こちらの店舗では本店とほぼ同じメニューが楽しめます。

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とびっちょ江の島弁財天仲見世通り店。メニューは本店とほぼ同じ。

「cafe とびっちょ」は江の島ヨットハーバーの中にあります。海鮮系のメニューは他の2店舗に比べると少ないですが、cafeならではのピザやパスタ、カレーなどがあります。このエリアの飲食店では珍しく、朝8時から営業しているので朝食にも使えます。

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