パンケーキが絶品!長谷駅から徒歩10分、TVドラマのロケ地としても有名な「cafe坂の下」
鎌倉の長谷にある古民家カフェ「cafe坂の下」に、1歳の息子を連れて行ってきました。お花がちょこんと飾られた絶品パンケーキが大人気で、中井貴一さん・小泉今日子さん主演のTVドラマ「最後から二番目の恋」(2012年)のロケ地としても有名です。
長谷というと、大仏や長谷寺のイメージが強いですが、江ノ電長谷駅を出て、大仏と反対方向にほんの少し歩くだけで海岸に出られる、海辺の町でもあります。お寺だけでなく、オシャレな飲食店も点在する、鎌倉観光のおすすめエリアです。そんな長谷でおそらく最も有名なカフェがここ、cafe坂ノ下。
この記事では子連れでの利用しやすさや、お店の雰囲気、アクセス、混雑状況などを解説します。●この記事は2020年8月時点での情報です。
ベビーカーは玄関で預かってもらえる!キッズメニューも充実。
cafe坂ノ下は、古民家をオーナーみずから改修した建物で、入口は、カフェというよりむしろ「ひとんちの玄関」。店内には靴を履いたままで入ることができます。ベビーカーは玄関で預かってもらえます。子供用の椅子(ハイチェア)はありません。
今回は朝10時のオープン直後だったこともあり、玄関入ってすぐの個室に案内していただけました。個室には2人がけのソファがあります。その他の席はほとんどが椅子席です。個室がいつも空いているとは限らないので、チェアベルトを持って行ったほうが良さそうです。
テラス席もありますが、椅子がイケアで売ってそうな、木材と細いアイアンを組み合わせたつくりのものだったので、幼児を座らせるのはちょっと無理そうです。
オムツ交換台はありません。(近隣ですと長谷駅の鎌倉方面行きホームの多目的トイレにオムツ交換台があるほか、長谷寺や大仏の高徳院のトイレにもオムツ交換台があります。)
キッズメニューが充実しており、パンケーキ(税込600円、バニラアイス添えは+100円)、100%ジュース(税込200円)など、お値段も良心的です。ランチタイム(11:30~15:00)は釜揚げしらす丼(税込700円)などのご飯モノもあります。
「お一人様一品注文をお願いしています」とメニュー表に記載がありますが、うちの子(1歳)はまだあまり食べられないので、スタッフさんに確認したところ、大人メニューをシェアしてOKとのこと。取り皿も用意していただけました。
大人用のドリンクメニューには、カモミールティー(税込630円)やルイボスティー(税込550円)などカフェインレスのお茶もあるので、授乳中・妊娠中の方でも安心です。
味よし!見た目よし!もはや欠点が見つからないパンケーキ
こちらのパンケーキは、定番メニューが5種類あります。プレーン(税込1,250円)、抹茶(税込950円)、ベリーソース(税込1,050円)、バナナキャラメル(税込1,050円)、チーズ(税込1,350円)で、+400円でドリンク、+200円でバニラアイスを追加できます。
季節限定のスペシャルパンケーキ(税込1,250円)もあり、今回はこれをオーダーしてみました。
この日の季節限定は「レモンとヨーグルトのパンケーキ」(名前はうろ覚えです)。はちみつ漬けのレモンの輪切り、レモン風味のフローズンヨーグルト、バニラアイスが添えられていました。キッチュな透明のお皿が、昭和っぽくてカワイイです。
パンケーキはちょっと塩気が効いています。油っこくないので、ボリューム満点の3段重ねをペロっと完食できちゃいました。うちの息子も、普段はパンをボロボロこぼしながら遊び食べするのに、このパンケーキは全くこぼすことなく大事そうに食べていました。
パンケーキに添えられたホイップクリームも、甘さ控えめで軽く、食べやすかったです。私は年齢のせいか、よくパンケーキが胃にもたれるのですが、cafe坂の下のパンケーキはもたれるどころか、幸せな満腹感が余韻として残りました。
この日は空いていましたが、パンケーキはオーダーから提供まで15分くらいかかりました(1枚1枚が結構厚めなのでやむをえません)。子連れで行く際は、子供の暇つぶし用オモチャがあったほうが良いと思います。
11:30~15:00がランチタイムで、ランチメニュー(釜揚げしらす丼など全4種)はミニスープ、サラダ、ドリンク付きでALL1,750円です。
混雑状況や店内の雰囲気など
有名なお店なので、オープン前から行列に並ぶ覚悟で行ったのですが、この日は私たちの他には、6〜7人グループのお客さんが1組いただけでした。スタッフさんによると、新型コロナの影響で、このところ平日などは以前ほど混んではいないとのこと。しかし、連休ともなると、ものすごく混雑するそうです。
訪問時期は夏でしたが、エアコンは使っていないようで、窓を開けて風を通し、扇風機やサーキュレーターを店内あちこちで回していました。まったく暑くなかったですし、むしろ窓から入ってくる自然の風が心地良かったです。
湘南というと、オーシャンビューの飲食店がもてはやされがちですが、cafe坂ノ下は、建物の中にいながら汐風を感じつつ、自分も海辺の街の住人になったような気分になれる、素敵なカフェだと思いました。長年超人気店であり続けているのも納得です。
「古民家カフェ」というと、作務衣を着た店員さんが切り盛りする、純和風なお店を想像しがちですが、こちらのカフェは「古民家をアレンジした、おしゃれなヒッピーハウス」という印象でした。「鎌倉の一軒家に移住して来たサーファーさんのおうち」とも言えそうです。
スタッフさんは皆さん感じが良くて親切です。しかも雑誌HONEYに登場しそうな小麦色のサーファーガール風な美人さんぞろい。私がよく行く江ノ島周辺の海って、サーフィンおじさんばかりで、かわいいサーファーガールは雑誌の中にしか存在しないものだと諦めていたのですが、「そうか、鎌倉にいたのか!」と、大発見を成し遂げた気分になりました。
cafe坂の下へのアクセス方法や、長谷のおすすめ情報など
cafe坂の下は、狭い路地を入ったところにあるので、場所が少々分かりづらいです。実は私も数年前に一度来ようとしたものの、たどり着けずに諦めたことがあります。
江ノ電の長谷駅からアクセスするには、いったん海沿いの道(国道134号)まで出て、江ノ島方面(西)へ進み、ローソンの手前で曲がるのが最も分かりやすいかと思います。ちなみに、ここのローソンにはオムツ(メリーズパンツLサイズ)が売っています。
車で行く場合、専用駐車場や提携駐車場はありません。近隣のコインパーキングは、坂ノ下交差点にある「Times鎌倉長谷2丁目」駐車場(平日30分220円、土日祝20分220円)が、広くて場所も分かりやすいです。
大仏や長谷寺とセットで訪れようとすると、かなりの歩行距離と所要時間になる上に、休日は歩道が混んでいるので、そこそこ疲れると思います。
私は長谷寺に行くと毎回、お寺のお食事処(海光庵)で「お寺のカレー」(ベジタリアンカレーだけど美味い)を食べて満足してしまい、海沿いのエリアまで足を伸ばすことなく、帰宅してしまいます。また、大仏方面へ向かう道中は食べ歩きグルメの誘惑が多いので、計画性を持って行動しましょう(笑)。
このあたりには、湘南名物のしらすが買える、地元の漁師さん直営のお店もあります。
今回、長谷駅からcafe坂ノ下へ向かう道中の「三郎丸」で、釜揚げしらすを買いました。小さな直売所ですが、いつもお客さんが次から次へと来店しています。値段は170gで550円くらいだったかな?この辺りの直売所はどこも同じくらいの価格です。
スーパーで買うのに比べて特段安いというわけではありませんが、出来立ての釜揚げしらすは、やっぱり美味しくて、一度買ったらスーパーのしらすには戻れません。
家に帰って、しらす+オクラ+とろろ+温玉の丼でいただきました。釜揚げしらすは小さな子供でも食べられるので、離乳食にも使えて便利です。
三郎丸では1時間サイズの保冷剤を付けてもらえますが、保冷剤&保冷バッグ持参だと、より安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このブログでは、子連れで鎌倉へ遊びに行く際のお役立ち情報を多数紹介しています。あわせてごらんください。
【長谷駅周辺のお店や観光スポットのオススメ記事】
鎌倉大仏へ子連れで行く人向けの記事。大仏グルメ!?の紹介も。鎌倉大仏(高徳院)
長谷駅から徒歩8分、由比ヶ浜駅から5分のレトロなスポット。春と秋はバラも楽しめる。鎌倉文学館
カフェ坂の下からすぐ!古民家のベーグル屋さん&カフェ。なみまちベーグル(鎌倉・長谷)