鎌倉の観光スポット

鎌倉文学館〜駅から徒歩5分、子連れ・赤ちゃん連れにもオススメのレトロな洋館

文学だけじゃない!広い庭が楽しめて、意外と駅近。

鎌倉文学館は、江ノ電の由比ヶ浜駅から徒歩5分(400m)、大仏の最寄駅である長谷駅から徒歩8分(600m)の閑静な住宅街にあります。

旧侯爵家の別邸だった築80年超の洋館に、芥川龍之介や川端康成など、著名な作家の直筆原稿が展示されています。

しかし、文学館の見どころは、館内の展示だけではありません。

文学館の入口へ向かう、木漏れ日が心地良いアプローチや、芝生が青々と広がる庭など、魅力がたくさん!春と秋にはバラ園も楽しめます。

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鎌倉文学館へと続く石畳のアプローチ。

文学というと、小さな子供は退屈してしまいそうなイメージですが、うちの息子(1歳)は、広い芝生の庭で駆け回ることができて、かなり楽しんでいました。

しかも、オムツ交換台があるほか、授乳用のお部屋を貸してもらうことも可能。

小さな子供や赤ちゃん連れでの鎌倉散策にオススメの観光スポットなのです。

※鎌倉文学館は、大規模改修のため令和5年度(2023.4)から6年度末(2025.3)まで休館予定です

多目的トイレにオムツ交換台あり、授乳用室も借りられる

鎌倉文学館の本館の隣、収蔵庫脇にある多目的トイレにオムツ交換台が設置されています(本館の中のトイレにオムツ交換台はありません)。

また、本館1階にあるお部屋を授乳やオムツ交換のために借りることも可能です。鎌倉で授乳室がある施設はとても貴重なのでありがたい!

授乳室は、売店裏手の階段を降りた場所にある、畳のお部屋です。

普段は休憩室として利用されているっぽい風情の部屋ですが、カギがかけられるので安心して利用できます。

本館内部は絨毯敷きになっており、靴を脱いで入館します。ベビーカーは館内に持ち込めないため、本館入口の傘立ての隣に置いておきます。

本館は3階建ですが、展示室があるのは1・2階のみ。エレベーターはありません。

お庭も、砂利や階段があるため、ベビーカーでは入るのはやめておいたほうが良いです。

文学館へ行くまでの道のりも楽しい!雰囲気の良い坂道や、石のトンネルも

駐車場はありません。江ノ電でのアクセスが便利です。

由比ヶ浜駅・長谷駅、どちらから行っても大差ありませんが、由比ヶ浜駅の方が若干近いです。

長谷駅の多目的トイレにはオムツ交換台があります。

駅から徒歩で向かう場合、文学館入口の交差点から住宅街を150mほど進むと、鎌倉文学館へ続く坂道に出ます。

この坂道は木立に囲まれ、扇状に広がる石畳風の舗装がまるでヨーロッパのよう。

途中、貴族のお城のようなアイアンワークの門や、石積みのトンネル「翔鶴洞」も。

文学館へ至る道のりだけで、思わず写真を撮りたくなってしまうスポットにいくつも出会えます。

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まるでヨーロッパのお屋敷のような門。

石畳のアプローチの途中に、鎌倉文学館の入口ゲートがあります。ここでチケットを購入。

観覧料は展覧会により異なりますが、概ね大人300〜500円です。

江ノ電の1日乗車券「のりおりくん」や、小田急の「江ノ島・鎌倉フリーパス」があれば観覧料が50円引きになるので提示をお忘れなく。

文学館本館の入口にベビーカーを置き、玄関で靴を脱いで入館します。もちろん、先に庭を見に行ってもOKです。

歴史的な建物&文学ファンでなくとも楽しめる展示資料

本館の外観は、一見、洋風の印象が強いですが、屋根は軒の出が深く、日本の気候に合わせた形状。

洋風・和風両方の特徴をあわせ持った建物です。

ドイツなどの旧市街地で見かけるような、柱や梁(はり)が外側にむき出しになった「ハーフティンバー様式」が取り入れられています。

内部はアール・デコ調で、ステンドグラスや照明は全てが違うデザインです。

あちらこちらにステキな装飾がかくれているので、宝探し感覚で歩き回れます。

この建物は、たくさんの著名人にゆかりがあります。

元は加賀百万石でお馴染み、旧前田侯爵家の別邸。その後は佐藤栄作元首相が別荘として借りていたことも。

鎌倉文士たちもこの別荘を訪れていたそうで、三島由紀夫の小説「春の雪」に登場する別荘のモデルにもなっています。

館内は撮影NGです。

せっかくなので、記念に館内のステンドグラスをイメージしたオリジナルのしおりを購入してみました。

ステンレス製で丈夫なので、長く使えそうです。

ステンドグラスのほかに、文学館の建物とバラをあしらったデザインもあります。各440円(税込)。

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しおり(ブックマーク)各440円。この猫のスタンプは、もしや内田百閒?

建物だけでなく、展示資料もとても興味深いです。

誰もが知っている有名な作家の直筆原稿をはじめ、貴重な資料が数多く展示されており、文学ファンでなくとも楽しめます。

私の場合、芥川龍之介の原稿の字がけっこう可愛らしかったことがツボでした。

作家と鎌倉のつながりを知ることができる資料や解説文もあります。

解説文によるには、戦後すぐの鎌倉で、活字に飢えた鎌倉の人々に読書を楽しんでもらおうと、川端康成ら鎌倉在住の作家たちが店番を務める貸本屋が開かれていたのだとか。なんてぜいたくな貸本屋なんだ・・・

今回訪問した2020年10月は、特別展「川端康成 美しい日本」の開催中でした。

ノーベル賞のメダルや、実際に使用していた机、美術収集が趣味だった彼のお気に入りの絵画やハニワなど、とても見応えのある展示内容でした。

私が個人的に最も気に入ったのは、川端康成がハワイのアラモアナショッピングセンターでエスカレーターに乗る写真です。

ちびっ子大はしゃぎ!バラ園だけでなく、広い芝生のガーデンも。

鎌倉文学館は、春(5月上旬〜6月下旬)と秋(10月上旬〜11月下旬)に見頃を迎えるバラ園が人気です。

およそ180種、200株のバラが植えられています。鎌倉にゆかりのある名前を持つ品種もあります。「静の舞」「流鏑馬」「星月夜」など風流なお名前です。ネームプレートを見ているだけでも楽しい!

こちらの黄色は、その名もズバリ「鎌倉」。古都鎌倉に似合うバラとして10数年の歳月をかけて開発されたトゲのないバラです。

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黄色のバラ「鎌倉」。2023年5月撮影。

秋のバラは、春のように一斉にぶあっと咲くわけではなく、静かにぽつぽつと咲きます。今回訪問したのは秋だったので、以前、春のバラ祭りの時期に訪問した際に比べ、だいぶ寂しい感じでした。

それでも、ところどころ綺麗に咲いている株もあり、写真のように、文学館の建物とそれによく似合う赤いバラのコラボも楽しめました。

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バラと庭越しに見る文学館。

バラ園やお庭は、庭師さんの手によって丁寧に手入れがされています。

文学館の本館とバラ園との間には、芝生が広がっており、なだらかな坂になっています。ここは飲食OKなので、ベンチに座ってのんびりお弁当を食べることもできます(トンビに注意)。

この日は平日でお庭はほぼ貸切状態でした。

よちよち歩きのうちの息子(1歳)は、芝生の上をパタパタ駆けて楽しんでいました。

鎌倉観光は、寺社や街歩き(という名の食べ歩き)が中心で、うちの息子のように小さな子供が遊べるような場所が少ないですが、鎌倉文学館は小さな子供と一緒に楽しめる、かなり穴場な観光スポットです。

ちなみに、春のバラはこんな感じ↓

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花の数が多いだけでなく、人も多いです(笑)

おわりに

いかがでしたでしょうか。鎌倉文学館に子連れで行くなら、行きは由比ヶ浜駅からアクセスし、帰りは飲食店が多い長谷駅方面に向かい、カフェなどでひと休みするのがオススメです。

休憩を挟んで、大仏や長谷寺の観光に繰り出すのもいいですね。

鎌倉駅から長谷駅までは江ノ電で片道4分。

江ノ電の1日乗車券「のりおりくん」を活用して計画的に回れば、鶴岡八幡宮や小町通りなど、鎌倉駅周辺の観光も楽しめます。

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このブログでは、鎌倉や江ノ島周辺の子連れでのお出かけ情報を多数紹介しています。あわせてごらんください。

【鎌倉文学館周辺のオススメ情報】

鎌倉大仏(高徳院) ベビーカーの利用、トイレや駐車場情報、近隣の飲食店など。

長谷寺(あじさいで有名) ベビーカーの利用、トイレ(オムツ交換台あり)や専用駐車場、近隣の飲食店や寺併設のカフェなど。

カフェ坂の下 長谷駅から徒歩10分、ドラマのロケ地にもなった有名なカフェ。パンケーキが絶品。しらす丼などのランチも。

【鎌倉駅・鶴岡八幡宮周辺のオススメ情報】

鶴岡八幡宮 ベビーカーの利用、授乳室やオムツ交換台など、子連れ・赤ちゃん連れ向けの設備の紹介。

ガーデンハウス 鎌倉駅西口から近い、子連れで気兼ねなく利用できるオシャレなレストラン。

サロンドクルミッコ 人気の鎌倉土産、クルミッ子の鎌倉紅谷本店2階のカフェ。エレベーターあり、ベビーカー可、オムツ交換台あり。

【その他、江ノ電沿線】
鎌倉・七里ヶ浜&稲村ガ崎のカフェ・レストランまとめ

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