ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜で、ハワイのカハラ ホテルの人気メニューが食べられる!
みなとみらいに2020年9月に開業した「ザ・カハラ ・ホテル&リゾート横浜」。
立地は、みなとみらい線の新高島駅とみなとみらい駅のちょうど中間くらい(徒歩8〜10分)。横浜アンパンマンこどもミュージアムのすぐご近所です。今回、私、夫、息子(2歳)の3人で宿泊してきました。(宿泊レビュー記事はこちらからどうぞ)
ハワイのカハラ ホテルの人気メニューKAHALA Thin Pancakeや、予約がなかなか取れないアフタヌーンティーセットで話題の「THE KAHALA LOUNGE(ザ・カハラ・ラウンジ)」を滞在中に子連れで利用したので、その時の様子をリポートします。
●この記事は2021年夏時点での情報です。
みなとみらいの景色が楽しめる14階のラウンジ。子連れ利用OK
ラウンジがあるのは、ホテル最上階の14階。同じフロアにはホテルのロビーや、イタリアンレストランのOZIOがあります。
お疲れ気味な夫を部屋に残し、息子と2人きりでいざ14階へ。年内に第2子が産まれる予定なので、今のうちに息子とのデートを楽しんでおかなければ!
ラウンジは、まるで宝塚歌劇団の舞台セットのようなゴージャスかつ重厚感ある雰囲気。子連れでも大丈夫なのか、ちょっと心配しちゃいましたが、快く迎え入れていただけました。(ホテルの公式ホームページによると、館内のすべてのレストランで小さな子供連れ歓迎だそうです)
店内には子供用のイスはありませんが、ベビーカーをテーブルに横付け可能でした。イス(一人掛けソファ)とテーブルが低めだったので、イスをテーブルに近付ければ、2歳児でもひとりで座ることができました。ベルベットのゴージャスなイスだったので、子供が汚さないかヒヤヒヤしましたが・・・(イス席だけでなく、3人以上座れる半円型のソファ席もあります。)
こちらからお願いしなくても、子供用のマグカップと取り皿(プラスチック製)、小さなフォークを用意していただけました。おしぼりも途中で交換してくれて、至れり尽くせりです。また、私が妊娠中だったので、クッションを大きめのものに変えて下さったり、ひざ掛けを持って来て下さったりと、とても親切にしていただきました。
店内にはトイレはありませんが、ラウンジを出てすぐのところにお手洗いがありました。
店内の雰囲気や眺望、混雑状況、ドレスコードは?
私たちがラウンジを利用したのは月曜日の午後3時ごろ。店内の席は約半分くらいが埋まっている状態でした。待ち時間なく、すんなりと入店できました。
ラウンジは基本予約不可です。アフタヌーンティーのみ予約可能ですが、1日4組限定で、2021年8月分まで完売なんだそうです。
ラウンジ自体は朝9時から24時まで営業(2021年8月22日まではコロナ禍の時短要請により10時から19時)しているので、空いてそうな曜日や時間帯を狙うのが良さそうです。
ホテル最上階の14階にあるとはいえ、みなとみらいは高層ビルが多いエリアなので、ラウンジからの眺望は「周囲を見下ろす」感じではありません。海からちょっと離れているので、周辺の他のホテルのような「圧倒的なハーバービュー」でもありません。
とは言え、大観覧車(コスモクロック)やヨットの帆の形をしたヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、大さん橋に停泊する豪華客船など横浜のシンボルを一望できる、素敵な景色でした。すぐお隣の「パシフィコ横浜ノース」の真っ白な屋根が描く曲線が、白い雲のように見えてイイ感じ。
カハラホテルのドレスコードは「スマートカジュアル」。どんな服装で行くべきなのか気になっていたのですが、他のお客さんたちを見るに「都会のデパートに行く服装」くらいが正解のようです。
女性はワンピースの人が多かったです。ホテル全体の内装が、キラキラしたエレガントな雰囲気なので、あまりラフすぎる服装だと浮いちゃうかと思います。
店内はピアノの生演奏が行われていて、静かな雰囲気でした。テーブル同士の間隔が広いので、他のお客さんのおしゃべりはほとんど気になりませんでした。近隣のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルや横浜ベイホテル東急のラウンジは、マダム達のおしゃべりで結構にぎやかなので、違いにびっくりしちゃいました。
パンケーキは控えめに言って、めっちゃ美味しい。
今回は迷わずシンパンケーキをオーダー。うすーく(thin)焼いたパンケーキをロール状にした、クレープのような見た目のパンケーキです。
単品2,400円、ドリンクセット(コーヒーまたは紅茶)が800円で、消費税とサービス料15%を足すと計4,048円なり。(2021年6月の料金改定後の価格です)
本場ハワイのカハラ ホテルのプルメリアビーチハウスのシンパンケーキは18ドルなので、チップが15%だとしても、ハワイで食べるより少しだけお高めかもしれません。
シンパンケーキは控えめに言ってもめっちゃくっちゃ美味しかったです。このブログでこれまでに色んな人気店のパンケーキのことをあれこれ書き綴って来ましたが、最近食べたパンケーキ史上、これがNo.1かも。
モッチモチの生地が美味しいうえに、30代の胃袋にもモタれることなく、ぺろりと食べられちゃいました。
公式の写真では、パンケーキの上に特製メープルバターソースがたんまりと掛けられていたので、子どもが食べられるか心配していたのですが、メープルバターソース、ホイップクリーム、ミックスベリーのソースは、すべて別添えでの提供でした。
メープルバターソースは、熱々の状態で出てくるので、お好みに合わせてスプーンで掛けていただきます。優しいお味で思わずほっこりと笑顔に。
息子はベリーソースが気に入ったようで、パンケーキと一緒にむしゃむしゃ食べていました。こういう時だけ上手にフォークを使いこなしてきます。
今回は2人で1皿をシェアしましたが、最終的には親子で「われ先に」とパンケーキの取り合いに。子供がもう少し大きくなったらもう1皿頼まなきゃ足りないかも。
セットのドリンクはホットの紅茶をオーダー。大きなポットでの提供だったので、たっぷりと楽しめました。ミントグリーンとゴールドで縁取られたティーカップとソーサーがとっても可愛く、思わず写真をバシバシ撮ってしまいました。(1階のショップでティーカップとソーサーが1客5,900円で売られていました。欲しい!)
ちなみに、パンケーキ以外では、ケーキやマラサダがありました。ケーキは3種類ほどありましたが、私たちが行った時は2種類が品切れで、チョコレートケーキのオペラだけありました。お値段は千円ちょっとだったと思います。
お店の方によると、オペラはアルコール分を飛ばしてあるものの、お酒の風味が効いているとのこと。小さな子どもにはちょっと厳しいかもしれません。
温かいおもてなしに感動!
静かで大人っぽい雰囲気のラウンジへ、魔の2歳児連れで乱入してしまったにもかかわらず、スタッフの方々に温かくおもてなししていただき、とても素敵な時間を過ごすことができました。
食事中は代わるがわる、子供の様子を見に来てくださり、帰る際には「またいらして下さいね」と言っていただけました。ホールのスタッフさんだけでなく、演奏中のピアニストさんも、ニッコリ笑顔でお見送りしてくれました。
息子はプルメリアのお花(造花)も頂いちゃいました。数年前にワイキキのアウトリガーホテルで食事したときに「髪飾りにどうぞ」って蘭の花をもらったことを思い出してしまった・・・ああ、ハワイに行きたいなぁ。
店内は南国リゾートという感じではなく都会的な雰囲気ですが、横浜にいながらにして、ほんのりハワイらしさも感じられる、良い時間を過ごさせていただきました。
人気のマカダミアナッツチョコレートをお土産に買いたい!
ハワイのカハラ ホテルで人気の「マカダミアナッツチョコレート」。
横浜でも、ホテル1階のショップ「THE KAHALA COLLECTION」で同じものが買える(ハワイのオリジナルレシピをもとに日本で製造)ということで、ホテル開業からしばらくの間は「並んでも買えない」「宿泊客でも入手困難」と話題になっていました。
私たちが行った2021年7月時点では、日曜日の夕方でも店頭に全フレーバーが並んでいました。とは言え、人気ぶりは健在で、マカダミアナッツチョコ目当てのお客さんが次々と来店していました。
一応、現状では「13時までは前日の宿泊客への優先販売、一般のお客さんへの販売は13時以降。」というルールになっているそうです。価格は4種詰合せが6,500円(税込)、単品が 2,800円(税込)です。お店の方によると、ホワイトチョコレートが一番人気だそうです。
このほかに、ホテルオリジナルのクッキーなども取り扱っていました。クッキーは1,200円〜で、マカダミアナッツチョコレートよりもややお手頃感があります。(とはいえ、町のケーキ屋さんで売ってる焼き菓子の1.5倍くらいの価格なので、冷静に考えるとすごく高いのですが。ちなみに、ハレクラニ沖縄で販売されているクッキーも1,000円くらいでした)
カハラホテル横浜へのアクセス方法
ホテルの最寄り駅はみなとみらい線の「新高島駅」と「みなとみらい駅」。距離的にはどちらの駅も同じくらい(徒歩8分程度)です。
新高島駅からの道のりはオフィス街なのに対し、みなとみらい駅からの道のりは商業施設が多いので、どちらかと言うと、みなとみらい駅からのほうが退屈せずに歩けました。
みなとみらい駅は広い駅なので、どの出口を利用するのかが結構重要です。カハラホテルへ行く場合は、「国際大通り口」のエレベーターが最寄りです。(いちょう通り口も近いですが、エレベーターはありません)
このほかに、横浜市営バスBAYSIDE BLUE(ベイサイドブルー)も利用可能。最寄りの停留所「パシフィコ横浜ノース」は、ホテル正面玄関のすぐそばなので、雨の日などに便利です。
BAYSIDE BLUEは横浜駅東口バスターミナル(そごう1階)と山下ふ頭(ガンダムファクトリー)の間を結んでおり、本数は1時間に2本程度です。
時間に余裕のある方、ちょっとだけクルージングも楽しみたい、という方には、海上交通機関の「シーバス」もオススメです。最寄りの乗り場はヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの裏手、ぷかり桟橋にあります。(シーバスについては別の記事で詳しく紹介しています。)
車の場合は、ホテルの駐車場が3,000円利用で1時間、5000円利用で2時間無料です。(宿泊者は駐車料金4,000円)
ホテル1階の正面玄関を入ったところにスタッフさんがいて、用件(食事、チェックインなど)を伝えると、奥のエレベーターへ案内してくれます。(入館時に検温とアルコール消毒あり)
玄関は1階、ロビーは14階にあるので、実際に行ってみるまでは「ちょっと入りにくい雰囲気なのかなぁ?」と思っていたのですが、昼間は女性数名組のお客さんをちょこちょこ見掛けましたし、ラウンジやショップだけの利用でも、気軽に入館出来る雰囲気でした。
おわりに
いかがでしたでしょうか。このブログでは、小さな子供連れの方向けの、横浜のお出かけ情報を多数紹介しています。併せてごらんください。
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