ホテルの特徴:みなとみらいど真ん中で夜景満喫。バルコニー付きの部屋多数!
みなとみらい御三家のひとつ「横浜ベイホテル東急」。
みなとみらい駅直結で、大観覧車が目の前の超好立地ホテルです。
このエリアでは珍しい「バルコニー付きの客室」が人気。
1997年に「パン パシフィックホテル横浜(通称パンパシ)」として開業し、2013年に現在の名称に変更されました。
オープン以来ずっと東急傘下の「都会のリゾートホテル」です。
(ちなみに、「御三家」ではなく「三銃士」が公式の呼び方だそうです。
その他の御三家(三銃士)はヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル 、横浜ロイヤルパークホテル)
今回、家族4人(私、夫、長男2歳、次男0歳)で泊まってきました。
この記事では、子連れ向けの設備やサービス、客室や朝食、周辺のお買い物・観光情報などを詳しくご紹介します。
●この記事は2021年12月時点の情報です。
●記載した価格は税・サービス料込です。
横浜のホテルをまとめて検討するならこちらの記事がおすすめ→横浜の子連れ・赤ちゃん連れオススメホテルまとめ
眺望は海派?街派?
ホテルの建物は「く」の字型をしており、ちょうどヒンジに当たる部分が「よこはまコスモワールド」の大観覧車に面しています。
抜群の眺めの良さがウリで、ほとんどの客室がバルコニー付き。
眺望は「ベイビュー」「パークビュー」「シティビュー」の3タイプから選べます。
「ベイビュー」は海側(ベイブリッジなど)の景色、「パークビュー」は日本丸メモリアルパーク側(運河、ランドマークタワーなど)。
「シティビュー」はパークビューのちょうど裏側に当たる配置で、パシフィコ横浜ノースや、カハラホテル横浜側の景色です。
クチコミ情報によると、シティビューだけは眺望の満足度がやや低いようです。
私たちが泊まった部屋は「パークビュー」で、運河を取り囲む遊園地や横浜市役所新庁舎、ランドマークタワーなどが見えました。
個人的には「みなとみらいの夜景は離れた場所から遠目で見るのが一番!」と思っていますが、
今回パークビューの部屋に泊まってみて「みなとみらいのど真ん中で夜景に囲まれて過ごすのも良いなぁ」と思いました。
目の前に遊園地が広がり、ちょっとラスベガスっぽいのもGOOD。
今回の宿泊は冬場だったので、さくら通りのイルミネーション(ヨコハマミライト)も部屋から見えました。
バルコニーがあるおかげで、窓ガラス越しではない、生の夜景を背景にキレイな写真を撮ることが出来たのも良かった!
宿泊料金はパークビューよりもベイビューのほうが少し高めの設定。
ただ、どっちの眺望が良いかはお好み次第なので、
「海が見たいか、街が見たいか」を基準にお部屋を選ぶのが良いと思います!
ちなみに「繁華街にあるホテルなので、騒音とか大丈夫かな?」と気になっていたのですが、外の音はほとんど気にならず快適に過ごせました。
夜9時ごろから30分間ほど、爆音で音楽を鳴らす車がホテルのすぐそばに出現したので、その時間帯だけはめちゃくちゃうるさかったです。
ホテルのスタッフさんいわく、爆音車は時々現れるそうです。警察を呼んで対処してもらっているのだとか。
ちょうどクリスマスシーズンかつ金曜の夜でしたし、こればかりは運が悪かったとしか言いようがありません。
※観覧車のライトアップは、よこはまコスモワールドの休園日には実施されないことがあります。定休日(木曜)だけでなく、定期メンテナンスなど、休園日が意外と多いのでご注意を。
(私が休園日にみなとみらいに宿泊したときは、観覧車のみライトアップされており、他のアトラクションは真っ暗でした。)
全室40㎡以上。落ち着いた内装の客室
「横浜ベイホテル東急」は全客室がおよそ40平米以上。けっこう広々しています。
わが家は0歳児がいるのでツインルームにベビーベッドを置いて滞在しましたが、それでも十分快適に過ごせる広さでした。
(個人的にはツインルームでベビーベッドを使用するなら、間取りにもよりますが、最低でも27〜30平米は必要と考えています。)
今回宿泊した部屋は、レギュラーフロアの「エグゼクティブ ツイン パークビュー」で、料金は大人2名22,100円でした。
※じゃらんの冬セール利用、平日(金曜)1泊朝食付き、16時チェックイン、添い寝の子供(小学生以下)は無料。
※Find Your YOKOHAMAキャンペーンのクーポン、その他にも割引クーポンが利用出来たので、実質15,100円で泊まれました。
お部屋のインテリアは木目調で、上品であたたかみのある雰囲気でした。
特別にオシャレだったりモダンだったりといったSNS映えする感じのデザインではありませんが、景色が主役だから、これくらいがちょうど良いのかも。
ガラス製の家具(小さめのコーヒーテーブルと、ベッドサイドの電話台)があるので、子供がイタズラしないか気になりましたが、
コーヒーテーブルは大きなテーブルの下に入れて隠すことが出来ましたし、電話台はしっかりと固定されていたので特に問題ありませんでした。
冷蔵庫は、中に有料のジュースやお酒が入っていて、買って来た飲み物やデザートを入れるスペースはほとんどありませんでした。
無料の飲み物は緑茶と紅茶のティーバッグ、ペットボトルのミネラルウォーターがありました。
大きめの丸テーブルと椅子があり、テイクアウトしたお料理を部屋で食べるのに便利でした。
窓から見える夜景もキレイですし、わざわざ外食に行かなくてもこれで充分すぎるくらい素敵なディナーが楽しめます。
今回は事前にリクエストして、お部屋に子供用のハイチェアも用意していただきました。
明るくて広いバスルーム。独立シャワーブースも
バスルームには大きく快適なバスタブのほかに、独立シャワーブースがありました。
シャワーブースはハンドシャワーと固定シャワー(オーバーヘッドシャワー)の両方があります。
シャワーブース内でハンドシャワーを使う際は、シャワーヘッドの向きに注意しないと、扉のすき間から水漏れして床がビショビショになります。
シャンプーとコンディショナーは据え置きポンプ式ではなく、個包装タイプでした。
化粧水と乳液はありましたが、メイク落としはありませんでした。
※公式ホームページによると、同じレギュラーフロアでも階数や部屋の種類によってアメニティの内容が一部異なるそうです。
子供連れに嬉しいアメニティいろいろ
今回、子供2人(2歳・0歳)は添い寝のため無料でしたが、こちらからお願いしなくてもタオルが4人分用意されていました。ありがたや。
タオル以外にも、リクエストすれば子供用のパジャマ、スリッパ、歯ブラシなどを無料で用意してもらえます。
パジャマは大人と同じデザインで、長め丈のシャツタイプ(ズボン無し)でした。
サイズは110〜120センチくらい。うちの長男(2歳、普段は90センチを着用)には少々大きかったです。
スリッパも2歳児には大き過ぎましたが、息子は自分用のスリッパがあったことに感激していました。
貸し出し用のベッドガードが無いため、長男と添い寝するために、壁側のベッドを1台、壁に付けて配置していただきました。
ベビーベッドは無料で借りることができます(要予約)。
客室バルコニーの安全対策は?
子供連れでバルコニー付きの部屋に宿泊する場合、転落防止の対策がきちんとなされているか気になるところです。
客室の掃き出し窓にはカギが2か所取り付けられていました。レバーがかなり固めなので、幼児が自力で窓を開けるのはほぼ不可能かと思います。
バルコニーにはイスとテーブルが設置されています。
小さな子供でもイスやテーブルによじ登ることで手すりを越えて落下する可能性があるので、子供とバルコニーに出るときは目を離さぬよう注意が必要です。
バルコニーは隣室から丸見えにならないよう角度が付けられているため、プライバシー面で安心でした。
朝食ブッフェで高級ベーカリーのパンが食べられる!
朝食はカフェ トスカでのブッフェか、日本料理 大志満(おおしま)の和食か選べます。
(大志満の営業は土日祝日のみ。混雑時はラウンジ ソマーハウスもブッフェ会場として営業。)
朝食の値段は、ブッフェが大人3,800円、小学生2,200円、4歳以上の未就学児900円。大志満の和定食は3,800円です。
今回私たちはカフェ トスカを利用しました。
長男には子供用のハイチェア(ベルト無し)とプラスチック製の食器やカトラリーを用意していただきました。
次男のベビーカーはテーブルに横付けすることができました。
こちらのブッフェでは、デパ地下でお馴染みの高級ベーカリー「MAISON KAYSER(メゾンカイザー) 」のパン(約8種類)が楽しめます。
シェフがその場でオムレツやミニサイズのネギトロ丼を作ってくれるライブキッチンコーナーも人気で、オムレツには常時5〜6人が並んでいました。
品数は超豊富というほどではありませんでしたが、フレッシュオレンジジュースやちょっと高級そうなハム、ベーコンなど、一品一品が美味しかったです。
食パンやお粥、フルーツなど、小さな子供でも食べられるメニューがあるのがとても助かりました。
感染症対策で、料理を取る際は利き手側に手袋を付けるよう、着席時に説明がありました。
1人1枚手袋とマスクケースが配られるほか、ブッフェコーナーにも手袋が用意されています。テーブル同士の間隔も広めに取られていました。
私たちが利用したのは土曜の朝8時頃で、席に案内していただけるまで10分ほど待ちました。
朝食会場はそこそこ混雑しており、慌ただしい雰囲気でした。
今回は朝食付きプランだったのでレストランを利用しましたが、次に泊まる機会があれば、朝食はルームサービスでゆったり食べたいと思いました(それだけお部屋が気に入ったという意味でもあります)。
ルームサービスの朝食は、アメリカンブレックファースト・オリエンタルブレックファーストいずれも3,950円です。
追記:2022年5月に屋内プールがオープン!
宿泊者限定の屋内プールエリアがオープンしました。
通常は無料、夏季(2022年は7月16日〜9月4日)のみ有料です。
2部制(【1部】9:00~18:00(最終入場 17:00)【2部】19:00~21:00(最終入場 20:00))で、1部は未就学児も入場OK、2部は20歳以上限定。
時間帯を分けてくれてるので、子連れでも利用しやすそうです。
子供の入場は、オムツが外れていることが条件です。(オムツ・トレーニングパンツ・水遊び用パンツを使っている子はNG)
タオル、浮き輪、アームヘルパー(子供用)の貸し出しがあるので、少ない荷物で気軽にプール遊びができそう。
ドライサウナもあります。
夏季の料金は、【1部】16歳以上 ¥4,000、6~15歳 ¥2,000、未就学児 無料【2部】20歳以上 ¥5,000 です。
ホテルの近くにコンビニやドラッグストアはある?滞在中の夕食はどうする?
ショッピングモール(みなとみらい東急スクエア)直結のため、コンビニやレストラン、ドラッグストアなどへ気軽に行くことができます。
みなとみらい東急スクエアにはテイクアウトを実施しているレストランが複数あります。
子連れでの外食が億劫であれば、テイクアウトした料理を部屋で夜景とともにのんびり楽しむのも良いかと思います。
私たちは夕食で、ホテル内のレストランのテイクアウト(中国料理「スーツァンレストラン陳」)を利用しました。
「料理の鉄人」で有名な陳建一シェフの息子さんのお店です。かなりスパイスが効いた本格的な麻婆豆腐でした。
(麻婆豆腐GOZEN2,300円、宿泊客は2,000円)
みなとみらい線みなとみらい駅に直結しているため、横浜中華街にも電車でササッとアクセスできます(電車での所要時間約5分)。
ただし、みなとみらい駅は東急スクエアの地下3階にあり、休日はエレベーターが混雑してなかなか乗れないこともあります。ベビーカーで移動する場合はご留意を。
ホテル周辺で小さな子供が遊べる場所は?
ホテルの目の前に、大観覧車の遊園地「よこはまコスモワールド」があります。
入園無料、乗り物はチケット制なので、お散歩感覚でふらっと遊びに行けます。
幼児向けのアトラクションは、園内の「キッズ・カーニバルゾーン」にあります。
大観覧車(コスモクロック21)に乗る場合は、都市型ロープウェイ「ヨコハマエアキャビン 」とのセット券がお得です。
セット券はオンライン(KKday)とヨコハマエアキャビン の乗り場(桜木町駅もしくは運河パーク駅)で購入できます。(遊園地では販売していません。オンラインでの購入はこちらから)
ホテル直結のショッピングモール、みなとみらい東急スクエア4階には、屋内遊び場「namcoあそびパークPLUS」があります。
0〜12歳までの年齢に応じてゾーニングされているので、赤ちゃん連れのファミリーにもオススメです。
ホテルへのアクセス方法
【電車の場合】みなとみらい線みなとみらい駅直結です。JR線・横浜市営地下鉄線の場合は、桜木町駅から徒歩約10〜15分です。
桜木町駅からは少々歩くので、みなとみらい線の利用がおすすめ!
【車の場合】みなとみらい東急スクエアの地下駐車場が利用可能です。ホテル宿泊客は1泊1,600円。
地下駐車場の入り口は全部で3カ所あります(さくら通り側、けやき通り側、さくら通りと国際大通りの交差点付近)。
まとめ(良かった点・残念だった点)
良かった点
・夜景をバルコニーで満喫できた。
・子連れウェルカムな雰囲気で、実際ファミリー層のお客さんが多かった。小さな子供連れでもあまり気兼ねすることなく過ごせた。
・スタッフさん達が皆、気持ち良い挨拶をしてくれた。事前にメールで問い合わせをした際も滞在中も、とても親切・丁寧に対応してくれた。
残念だった点
・騒音問題(ホテルのせいではないです。ただただ運が悪かった)
・チェックインのための行列の待ち時間が長かった。(チェックアウトは事前精算で時短可能)
チェックインやエレベーターの待ち時間が長かったり、朝食会場がせわしない雰囲気だったりしたのが残念でしたが、金曜から土曜にかけての宿泊だったので、多少の混雑は仕方がないと思います。
(チェックイン待ちのあいだに食べられるチョコレートのプレゼントがありました。)
みなとみらいのど真ん中で駅直結という好立地な上に、お部屋が広くて眺めも良く、とてもコスパの良いホテルでした。
日本的なきめ細やかな対応をしてくれるので、例えるならJALやANAのような安心感があり、おじいちゃん・おばあちゃんとの三世代旅行にも向いていると思います。また泊まりたい!
おわりに
このブログでは横浜、鎌倉、江ノ島など、神奈川県内の子連れお出かけ情報を多数紹介しています。あわせてごらんください。
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